2021年3月8日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、東日本大震災(zāi)から10周年を迎えるに當(dāng)たり、各種データから同震災(zāi)の深刻さを改めて紹介する記事を掲載した。

記事は「日本で近現(xiàn)代史上最も深刻な自然災(zāi)害が発生してから10年を迎えようとしている。この災(zāi)害の深刻さを殘さず描寫することは今なお難しいが、いくつかの數(shù)字よって説明することはできる」とし、震災(zāi)にまつわるデータを紹介している。

また、地震について、今から10年前の3月11日午後2時(shí)46分に発生し、宮城県から東北におよそ130キロ地點(diǎn)、深さ24キロの海底を震源とし、地震の規(guī)模は記録が殘る中で最強(qiáng)クラスのマグニチュード9．0を記録したと紹介。この地震により日本の本州が東に2．4メートル移動(dòng)し、地球の軸も10センチメートルほどずれたと言われていることを伝えた。

そして、巨大地震が巨大な津波を引き起こし、30分後には日本の海岸に到達(dá)し始めたと説明。當(dāng)時(shí)の気象庁による観測データでは9．3メートルの津波が襲ったとされたが、巖手県大船渡市の建築物に殘された津波の跡からは、16．7メートルもの高さに達(dá)していたことが分かっているとした。

その上で、巨大な地震と津波により20年12月現(xiàn)在で1萬5899人の死亡が確認(rèn)され、2527人がなおも行方不明者となっていると紹介。死者、行方不明者の大半は津波の被害によるもので、福島、宮城、巖手の東北3県に集中していたと伝えている。

さらに、震災(zāi)により発生した福島第一原子力発電所の放射性物質(zhì)漏れにより、同発電所から半徑20キロメートル以內(nèi)の立ち入りが規(guī)制されたと指摘。12年5月時(shí)點(diǎn)で16萬4865人が自主的、強(qiáng)制的な避難を余儀なくされ、昨年時(shí)點(diǎn)でもなお3萬6811人が避難を続けているとした。また、10年の浄化作業(yè)を経てもなお福島県の2．4％に當(dāng)たる地域に立ち入ることができず、その面積は337平方キロメートルに及ぶと紹介した。（翻訳?編集/川尻）