2014年4月28日、カナダ華字紙?星島日報(bào)は社説でオバマ大統(tǒng)領(lǐng)のアジア訪問について論じた。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は「アジアへの帰還」戦略を提唱しているが、これは何も彼の獨(dú)創(chuàng)ではない。ジョージ?W?ブッシュ前大統(tǒng)領(lǐng)も北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）拡大とアジア重視を唱えていたが、911や金融危機(jī)の影響でアジアシフトが遅れていただけというだけの話だ。ともあれ、今、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は急ピッチでアジアシフトの完成を急いでいる。

今回のアジア訪問で最初の目的地となったのが日本だ。重要なテーマである尖閣諸島とTPPは実はワンセットのものだった。日本が求める尖閣防衛(wèi)、しかしその代価は米國が定めたTPPルールの押し付けなのだから。もっとも日本は牛肉や豚肉など重要5分野で譲歩せず、今回の訪問では大筋合意に至らなかった。その一方でオバマ大統(tǒng)領(lǐng)が尖閣は日米安保の適用範(fàn)囲內(nèi)と確約しており、代金を払う前に品物を手に入れた格好だろうか。

第二の目的地は韓國。韓國が求める戦時(shí)統(tǒng)帥権移管延期に応じるとも噂されていた。正式?jīng)Q定にはいたらなかったが、米國は韓國の要請に応じる姿勢を示している。その意図については諸説あるが、対韓関係でも最終的には安全を提供するかわりにTPPへの加入を迫ることになっていくだろう。果たしてそれが実現(xiàn)するのか否や。その結(jié)果は韓國が日米中のいずれと関係を強(qiáng)化していくのかを占う試金石となる。（翻訳?編集/KT）