2021年3月11日、人民中國は、中國の國際経済専門家が日中間の経済協(xié)力の重要性について語ったことを報じた。

記事は、中國國際経済交流センターのチーフエコノミストである陳文玲（チェン?ウエンリン）氏が8日に北京で開かれた國際オンラインフォーラムに出席後、人民中國に対して中國の経済発展や日本など周辺國との協(xié)力に関するインタビューに応じたと伝え、その內(nèi)容を紹介した。

陳氏は、現(xiàn)在中國が事実上世界の経済成長を引っ張っており、その貢獻(xiàn)率は30％を超えているとの見方を示すとともに「優(yōu)れた新型コロナ対策と、力強(qiáng)い経済回復(fù)により、わが國は自らの発展に対する自信を大きく高めた」と語った。

その上で、日本については「もともとわが國最大の貿(mào)易パートナーだったが、今では4番目にまで下がっている。これは日本が選択した道とかかわりがある」とし、重要な時期に日本が東シナ海問題で荒波を立てたことで日中関係が急速に冷え込み、両國の経済発展における関係強(qiáng)化の足を引っ張る結(jié)果になったのだとの見方を示している。

そして「現(xiàn)在日本はすでに、中國が世界規(guī)模の経済大國であること、中國との経済上の協(xié)力がなければ日本経済の回復(fù)は実現(xiàn)できないということを認(rèn)識していると思う」とし、昨年11月に署名された地域的な包括的経済連攜協(xié)定（RCEP）の枠組みにおいて日中両國がさらに協(xié)力を深め、密接な経済連動の関係を形成できると述べた。

さらに、中國側(cè)は日中協(xié)力に向けた明確なシグナルをすでに出しているとし、「今回は日本にチャンスをしっかりつかんでもらいたい。環(huán)太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進(jìn)的な協(xié)定（CPTPP）加入に対し、わが國は積極的な態(tài)度を示している。CPTPPのリーダーである日本が胸襟を開いて歓迎すれば、両國経済の連攜、協(xié)力はさらに深まると思う。それは中國にとっても、日本にとっても、さらにはアジア経済にとっても、そして世界経済の回復(fù)にとってもいいことだ」と述べて日本側(cè)の積極的な姿勢に期待を示した。（翻訳?編集/川尻）