コロナ下も海外留學(xué)の意欲衰えず、留學(xué)先はより多元化―中國(guó)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2021年3月15日(月) 6時(shí)30分

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新型コロナウイルス感染拡大期間中も、海外に留學(xué)する中國(guó)人はプラス成長(zhǎng)をキープした。寫真はシンガポール。

全球化智庫(kù)(CCG)と西南財(cái)経大學(xué)発展研究院が共同で作成し、発表した青書「中國(guó)留學(xué)発展報(bào)告(2020‐21)」によると、新型コロナウイルス感染拡大期間中も、海外に留學(xué)する中國(guó)人はプラス成長(zhǎng)をキープした。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

米國(guó)に留學(xué)する中國(guó)人の數(shù)が減少に転じる可能性

新型コロナウイルス感染の世界的拡大が続き、中國(guó)の學(xué)生の海外留學(xué)にもマイナスの影響が及び、やや遅れが出ているものの、海外留學(xué)は依然として、重要な進(jìn)學(xué)の方向性となっている。

中國(guó)の學(xué)生に最も人気の留學(xué)先は依然として米國(guó)。しかし、「報(bào)告」の統(tǒng)計(jì)によると、直近15年、米國(guó)に留學(xué)する中國(guó)の學(xué)生は増加の一途をたどっているものの、その増加ペースは2009-10年度以來(lái)、鈍化の一途をたどっており、大きな変化は見られない。そこに現(xiàn)在の新型コロナウイルスの影響などの要素が重なり、2020-21年度は転換期となる可能性がある。多くの學(xué)生は今、留學(xué)環(huán)境に優(yōu)れ、中國(guó)人に友好的な査証(ビザ)政策を?qū)g施しているほか、新型コロナウイルスを効果的に抑え込んでいる國(guó)や地域へと目を向けるようになっている。

國(guó)際教育研究所 (IIE)が最近発表した「2020 Open Doors Report」によると、2019-20年度、米國(guó)で高等教育を受けた外國(guó)人學(xué)生は約108萬(wàn)人で、2018-19年度に比べて1.8%減少し、2008年のリーマンショック以來(lái)、初めて減少に転じた。

■留學(xué)の大衆(zhòng)化がより顕著に

現(xiàn)在の世界的動(dòng)向を見ると、中國(guó)の學(xué)生の留學(xué)先は、一層多元化する傾向にある。統(tǒng)計(jì)によると、日本やシンガポール、ニュージーランドを選ぶ學(xué)生の割合が小幅に上昇している。

また、中國(guó)の學(xué)生は「自費(fèi)留學(xué)」が依然としてメインで、留學(xué)の大衆(zhòng)化発展の動(dòng)向がより顕著になっている?!笀?bào)告」によると、中國(guó)の學(xué)部を卒業(yè)し、留學(xué)する學(xué)生の留學(xué)費(fèi)用は主に、両親や親戚?友人がその提供者となっている。そして、海外の大學(xué)や機(jī)関の支援に頼る留學(xué)生の割合は年々減少している。

その他、新型コロナウイルスの影響で、多くの留學(xué)生の授業(yè)はオンラインに切り替わっている。

「報(bào)告」は、世界各國(guó)の新型コロナウイルス対策やウイルスとの闘いに対する決意に差があることが足かせとなり、今後しばらくは新型コロナウイルスが、中國(guó)の學(xué)生の留學(xué)意欲や積極性に深刻な影響を與える可能性があると予測(cè)している。

そして、短期的には海外留學(xué)が一定のマイナスの影響を受け、中國(guó)と海外が共同で設(shè)立した高等教育機(jī)関に通い、「今いる場(chǎng)所で留學(xué)」というスタイルが、新たな代替方式となりそうだ。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN)

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