中國で上映中の映畫「你好、李煥英」（Hi, Mom）が12日、「パイレーツ?オブ?カリビアン/最後の海賊」を抜いて世界歴代映畫興収ランキングの90位に浮上。メガホンを取ったジア?リン（賈玲）が世界トップの女性監(jiān)督となる可能性も見えてきた。

「你好、李煥英」は中國の人気コメディアン、ジア?リンの初監(jiān)督作品。映畫市場が最も盛り上がる春節(jié)（舊正月）シーズンに投入され、先月12日から劇場公開されている。映畫データベース?貓眼電影の発表によると12日、「你好、李煥英」の興行収入が約8億ドル（約872億円）に到達(dá)。世界歴代映畫興収ランキングでは、米映畫「パイレーツ?オブ?カリビアン/最後の海賊」（2017年）を抜いて90位に浮上した。

なお、同ランキングの100位以內(nèi)に登場している中國映畫では、現(xiàn)在72位の「戦狼 ウルフ?オブ?ウォー」（Wolf Warrior 2/2017年）がトップとなっている。

米フォーブス誌の報(bào)道によると、女性監(jiān)督で歴代最高の興行成績を記録しているのは、2017年公開の米映畫「ワンダーウーマン」を手掛けたパティ?ジェンキンス監(jiān)督。同作の興行収入は8億2200萬ドル（約896億円）となる。12日現(xiàn)在、中國國內(nèi)の興行ランキングでは、この日から再上映となった米映畫「アバター」に1位を奪われたものの、「你好、李煥英」は2位と勢いはまだまだ衰えておらず、ジア?リンが世界トップの女性監(jiān)督になる可能性も見えてきたと報(bào)じられている。（提供/華流?anomado）