中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は13日、「中國(guó)の伝統(tǒng)文化も韓國(guó)に“盜まれた”のか？」と題する記事を発表した。自國(guó)伝統(tǒng)の木造建築技術(shù)が2009年にユネスコの無形文化遺産に登録されたところ、翌年には韓國(guó)が同様の技術(shù)を申請(qǐng)して登録されたとして、問題視する聲が強(qiáng)まっているという。

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問題の「伝統(tǒng)工法」は、中國(guó)語では「榫卯（スンマオ）」、日本では「ほぞ継ぎ」などと呼ばれる手法だ。例えば、柱と柱の間にはりを取り付ける場(chǎng)合に、柱側(cè)には「ほぞ穴」と呼ばれる穴を開けておき、梁の先端部分はほぞ穴と同じ大きさの「凸型」にしておく。梁の先端の「凸型」部分を柱の「ほぞ穴」に差し込むことで、釘などを使わずに梁を取り付けられる工法だ。

観察者網(wǎng)は、この「ほぞ継ぎ」の技術(shù)を「古代の中國(guó)の大工の知恵の結(jié)晶」と表現(xiàn)した。09年のユネスコ無形文化遺産登録は、項(xiàng)目の名稱としては「木造建築における中國(guó)伝統(tǒng)建築の職人技能」で、木造建築技術(shù)全般についての登録だったが、項(xiàng)目の説明文は「ほぞ継ぎ」について、冒頭に近い部分で「柔軟性があり耐震性のある構(gòu)造で接続する。あらかじめ作られた部材を組み立てることで、驚くほど丈夫なフレームを建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で迅速に組み立てることができる」などと評(píng)価している。

記事は「ほぞ継ぎ」について、「中國(guó)では7000年以上受け継がれてきた方法であり、中國(guó)全國(guó)に普及し、日本や韓國(guó)など東アジア各國(guó)に伝わり、古い時(shí)代の東洋における建築技術(shù)の代表となった」と紹介した。

中國(guó)で問題視されている韓國(guó)の木造建築技術(shù)は10年に「デモクジャン（大木匠）、伝統(tǒng)的な木造建築」として登録が認(rèn)められた。その紹介文には、中國(guó)と同様な「ほぞ継ぎ」についての記述があり、さらに「ほぞ継ぎ」について「いわゆる『1000年が経過しても倒壊しない結(jié)合方式』を創(chuàng)造した」といった表現(xiàn)もあるという。

中國(guó)のネットユーザーは、中國(guó)が09年の伝統(tǒng)的木造建築についての登録申請(qǐng)に際して提出した公式動(dòng)畫と、韓國(guó)が提出した公式動(dòng)畫の內(nèi)容が酷似していることも、問題視しているという。（翻訳?編集/如月隼人）