2021年3月15日、韓國?JTBCによると、韓國の格安航空會社（LCC）?チェジュ航空が、事故を起こした航空機(jī)を修理せずに釜山（プサン）からソウルまで飛行させていたことが分かった。

記事によると、10日に釜山?金海（キムヘ）空港に著陸を試みたチェジュ航空機(jī)が、急激に片側(cè)に傾きそのまま滑走路とぶつかった。これにより左翼の一部15センチほどが損傷したという。しかし、同社はこの事実を認(rèn)知しないまま、事故直後、同機(jī)に乗客158人を乗せ、ソウル?金浦（キムポ）空港へ向かわせたという。同社関係者は「事故直後、翼の損傷を確認(rèn)できなかった。金浦空港に到著後、機(jī)體の點(diǎn)検時に損傷を発見した」と説明している。記事は「幸い人命被害はなかったが、一歩間違えれば大事故につながりかねなかった」と指摘している。

チェジュ航空機(jī)は8日にも、済州（チェジュ）空港でエアソウル機(jī)と接觸事故を起こした。左翼の一部が損傷したが、これに気付かないまま済州～光州（クァンジュ）を往復(fù)していたという。

現(xiàn)行法上、機(jī)體が損傷したまま飛行すれば、深刻な被害は発生していないが、安全に影響を及ぼす「航空安全障害」に分類される。韓國の國土交通部は詳しい事故の経緯と、チェジュ航空の運(yùn)航管理に問題がなかったかを調(diào)べているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「翼が地面とぶつかったのに損傷がないか確認(rèn)しなかったのか？160人近い乗客の命を何だと思ってるのか」「とんでもないことだよ。釜山に到著時に機(jī)體の點(diǎn)検もせず飛行したってことじゃないか」「ぶつけたら降りて確認(rèn)するのは基本だ」「チェジュ航空は頭がまともじゃない。絶対にここの飛行機(jī)に乗ってはいけない」など怒りの聲が殺到している。また「損傷に気付いてたけど飛ばしたんじゃない？」と疑うコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）