米中レアアース大戦と「電池中國化」、衝突までのカウントダウン―臺灣メディア

Record China    2021年3月17日(水) 9時20分

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15日、臺灣?聯(lián)合新聞網(wǎng)は「米中レアアース大戦と電池中國化、衝突までのカウントダウン」と題する評論記事を掲載した。

2021年3月15日、臺灣?聯(lián)合新聞網(wǎng)は「米中レアアース大戦と“電池中國化”の衝突までのカウントダウン」と題する評論記事を掲載した。

記事は、米國バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が2月、薬品、半導(dǎo)體、レアアース、電気自動車の電池を含む重要製品のサプライチェーンの精査を行うよう連邦政府に指示したことを挙げ、「その目的は米國の外國製品依存低減、そして米國の製造業(yè)の発展促進(jìn)にある」と指摘。「中でもレアアースは重點(diǎn)中の重點(diǎn)とされており、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は大統(tǒng)領(lǐng)選挙期間中、米國の鉱業(yè)企業(yè)に対して當(dāng)選後はレアアースや銅、リチウム、ニッケルなど重要鉱物の探査を奨勵し、將來的に國內(nèi)調(diào)達(dá)を?qū)g現(xiàn)し、サプライチェーンを再構(gòu)築する意向を示している」とした。

その上で、「レアアースをめぐっては、周知のとおり中國が圧倒的な優(yōu)位に立っている。昨年、中國は世界の9割近いレアアース製品を生産し、世界のレアアース輸出量の7割を占めた。日本や米國などの技術(shù)大國はいずれも中國に大きく依存している狀況だ。しかも、中國はレアアースの供給だけでなく、需要においても主導(dǎo)的な地位にあり、世界で生産されるレアアースのおよそ7割が中國國內(nèi)で消費(fèi)されている。世界のレアアース市場を統(tǒng)治し、國內(nèi)生産をコントロールしている中國が、価格の決定権を握っているのである」と説明した。

また、「米國にも実際多くのレアアースが眠っているが、厳しい環(huán)境保護(hù)法令の制約により開発が困難になっている。おまけに、長期間中國に依存してきたことで、レアアースの採掘ができても國內(nèi)で分離、精錬する能力に欠けている」としたほか、「米國の憂慮は戦闘機(jī)の材料になるレアアースだけではない。電気自動車産業(yè)も悩みの種だ」と指摘?!钢袊想姎葑詣榆嚖涡哪牑趣猡いà腚姵丐违单抓楗ぅ隶З`ン整備に力を入れており、世界には『電池の中國化』のトレンドが起こりつつある。米國はこの狀況を食い止めるべく施策を練っているところだ」とした。

記事は、「米國がレアアースや重要鉱物のサプライチェーンを分散させるのは、短期間では不可能である」とした上で、「大事なことは、レアアースが米中関係安定の安全弁的役割を果たしている點(diǎn)だ。中國政府がひとたび米國への禁輸を決定すれば、それは両國関係が急激に悪化する日が近いことを意味する」と論じた。(翻訳?編集/川尻

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