米國の映畫蕓術(shù)科學(xué)アカデミーが15日、今年のアカデミー賞のノミネート作品を発表した。國際長編映畫賞（舊外國語映畫賞）のノミネート5作品の中に、デレク?ツァン（曾國祥）監(jiān)督の中國映畫「少年の君」が入り、中華圏の映畫にとって18年ぶりの快挙となった。

學(xué)校のイジメ問題をテーマにした「少年の君」は、2019年10月に公開されて大ヒットし、15億5800萬元（約261億円）の興行収入を叩き出した。昨年5月の香港映畫金像奨では、最優(yōu)秀監(jiān)督賞や最優(yōu)秀作品賞など最多8部門を受賞し、主演のイー?ヤンチェンシー（易烊千璽）は最優(yōu)秀新人賞を、チョウ?ドンユィ（周冬雨）は最優(yōu)秀主演女優(yōu)賞をそれぞれ受賞した。

さらに、「少年の君」は昨年7月のイタリアのウーディネ極東映畫祭で、來場者が投票で決めるゴールデン?マルベリー賞を受賞。ほかにもイー?ヤンチェンシーは、昨年11月の中國の金鶏百花映畫祭で最優(yōu)秀新人賞を受賞した。

これまでにアカデミー賞の國際長編映畫賞にノミネートされた中華圏の映畫は7作品。監(jiān)督別に見るとアン?リー（李安）が3作、チャン?イーモウ（張蕓謀）が3作、チェン?カイコー（陳凱歌）が1作。これらのうち、受賞を果たしたのはアン?リー監(jiān)督の「グリーン?デスティニー」のみとなっている。2003年にチャン?イーモウの「HERO」がノミネートされて以來、18年ぶりとなる今回の快挙に注目が集まっている。

日本時間の4月26日に行われる授賞式で、「グリーン?デスティニー」に次ぐ20年ぶりの受賞なるか。ファンの間で期待が高まっている。（提供/華流?anomado）