中國石油化工集団有限公司は15日、中國石化西北油田分公司がタリム盆地順北油ガス田に設置する重點井「順北42X井」がこのほど、1000トンの工業(yè)用油ガスの試験採掘に成功し、順北油ガス田4番斷裂帯における探査の大きな飛躍を遂げたと発表した。

順北42X井は7996メートルまで掘削が完了している。試験によると、1日あたりの天然ガス生産量は82萬2000立方メートル、原油は300トンで、原油換算で合計1000トン近くに上る。順北地區(qū)の東部は天然ガス、西部は原油という資源構造を明確にし、探査の將來性が高い。

中國石化はすでに順北油ガス田で百萬トンの生産能力を形成している。順北油ガス田には超深、超高圧、超高溫という特徴があり、埋蔵の深さは平均7300メートル以上で、世界で最も深い油ガス田の一つだ。中國石化は2016年8月に順北油ガス田の調査で重要な商業(yè)発見があったと発表した。これは過去十年にわたり、タリム盆地調査の新たな注目點となった。

同地區(qū)で探査?開発を実施する西北油田分公司は、中國石化の重要な埋蔵?生産拡大の場で、新疆タリム盆地で塔河油田と順北油ガス田を発見した。うち塔河油田は中國初の1億トン級古生代海洋大型油田だ。西北油田分公司の現在までの石油地質埋蔵量は累計15億トン、天然ガス埋蔵量は累計740億立方メートルで、石油換算の累計生産量は1億4000萬トン以上となり、全國陸上10大油田の一つだ。（提供/人民網日本語版?編集/YF）