2021年3月16日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語版サイトは、中國(guó)北部に襲來しているこの10年で最も強(qiáng)いとされる黃砂について報(bào)じた。

記事は、15日に中國(guó)北西部で発生した黃砂が西は新疆ウイグル自治區(qū)のトルファンから東は黒龍江省の大慶、吉林省の長(zhǎng)春に至るまで3000キロ近くにわたって広がり、甘粛省の嘉峪関では現(xiàn)地時(shí)間15日午前10時(shí)にPM10濃度が1立方メートル當(dāng)たり9985マイクログラムに達(dá)し、北京市中心部で8000マイクログラムを超えたと紹介。16日には江蘇省、安徽省などでも黃砂が確認(rèn)されたと伝えた。

また、19日から20日にかけて大陸の寒気の活動(dòng)が活発になり、內(nèi)モンゴル自治區(qū)や寧夏回族自治區(qū)などの一部地域で黃砂が再び発生する見込みであるものの、15日に黃砂よりは弱いとする中國(guó)気象局の擔(dān)當(dāng)者の見解を紹介している。

記事は、中國(guó)政府の取り組みにより、中國(guó)で毎年発生する黃砂は以前に比べていくらか改善しているとする一方、今回10年來で最強(qiáng)の黃砂が襲來したことで社會(huì)における議論を呼び起こしたと紹介。中國(guó)共産黨中央規(guī)律委員會(huì)國(guó)家監(jiān)察委員會(huì)のウェブサイトが16日に黃砂を「われわれに対する警鐘」とし、砂漠化の防止にさらなる努力が必要だとする文章を掲載したと伝えた。（翻訳?編集/川尻）