清王朝の後宮を描いたドラマ「宮廷の諍い女（いさかいめ）」や「如懿伝（にょいでん）～紫禁城に散る宿命の王妃～」の原作者である女性作家のリュウ?リエンズー（流瀲紫）が、3月12日にSNSで新作ドラマ「徳妃伝」の腳本が完成したことを報(bào)告し、注目を集めている。

「徳妃伝」の主人公は雍正帝の母?ウヤ（烏雅）氏で、この人物は「宮廷の諍い女」にも登場(chǎng)する。3作品を時(shí)系列順に並べると、「徳妃伝」（4代康熙帝時(shí)代?3作目）、「宮廷の諍い女」（5代雍正帝時(shí)代?1作目）、「如懿伝」（6代乾隆帝時(shí)代?2作目）となる。腳本完成の報(bào)告が行われると、さっそく主演女優(yōu)を予想する様々な報(bào)道が流れた。その一部によると、若い頃のウヤ氏をチャオ?リーイン（趙麗穎）が演じ、中年以降はリー?ビンビン（李冰冰）にバトンタッチするとしている。

ドラマの撮影開(kāi)始はまだ先になるが、腳本が完成したという報(bào)告に対し、ネットでさまざまな意見(jiàn)が寄せられた。そのなかには「宮廷ドラマが好き。早く見(jiàn)たい」といった期待の聲のほか、「また宮廷の爭(zhēng)いか。飽きた、疲れた」、「一度目の太鼓で士気は最も上がるが、二度目にはやや衰え、三度目には盡きるものだ（一鼓作気、再而衰、三而竭）」、「宮廷の爭(zhēng)いって、しょせん女同士の寵愛(ài)と出産の競(jìng)爭(zhēng)」と、はやり物の二番煎じならぬ三番煎じにうんざりという意見(jiàn)も多く見(jiàn)られた。

2011年にスン?リー（孫儷）主演で「宮廷の諍い女」が放送されると、社會(huì)現(xiàn)象を巻き起こすほどの大ヒットとなった。映畫(huà)?ドラマのレビューサイトDouban（豆瓣）では、いまだに10點(diǎn)満點(diǎn)中9.2という高評(píng)価を保っており、SNSでの話(huà)題頻度も依然として高い。しかし、大成功を収めた1作目に対して、ジョウ?シュン（周迅）とウォレス?フォ（霍建華）が主演を務(wù)めた2作目「如懿伝」の評(píng)価は7.5とやや下がっている。このままの勢(shì)いでは、3作目の評(píng)価はさらに下がる可能性が高い。

「宮廷の諍い女」の放送から10年を経て発表された「徳妃伝」。似たようなストーリー展開(kāi)が多い宮廷ドラマのマンネリを打ち破り、新しいブームを起こせるのか、気になるところだ。（提供/華流?anomado）