もはや中國製品を「日本製」と偽って販売する時代は過ぎた―中國メディア

Record China    2021年3月19日(金) 7時50分

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17日、中國青年網(wǎng)は、「日本製」に対する過度な依存や信頼をやめ、「中國製」の成長に自信を持つべきだとする文章を掲載した。資料寫真。

2021年3月17日、中國青年網(wǎng)は、「日本製」に対する過度な依存や信頼をやめ、「中國製」の成長に自信を持つべきだとする文章を掲載した。

記事は、中國のネット上で近ごろ、「伊藤慧太」なる職人風の男性が日本の作務衣(さむえ)を著て「これは匠の心の伝承です」とにこやかに語る広告動畫が注目を集めたと紹介。日本の老舗工場の4代目だという「伊藤慧太」が作ったとされる鉄鍋が昨年ごろより中國のECサイトで飛ぶように売れていたと伝えた。

そして、「一生において一つのことだけをやる」というキャッチコピーが中國人の心を打ったとされる「伊藤慧太」の鉄鍋について、実は中國の工場で生産されたもので、「伊藤慧太」も中國人俳優(yōu)が扮(ふん)していたことが昨年末に発覚し、當局が立件の上、調(diào)査を開始したと紹介している。

その上で「このような事例は、これまでにもしばしばあった」と指摘し、2015年ごろよりブームとなり、日本を訪れた中國人観光客が爭うように買って帰った溫水洗浄便座が実は中國で製造されたものだったという事例を挙げた。

また、これまでもてはやされてきた日本の「企業(yè)家精神、匠の精神」が色あせてきており、17年には神戸製鋼による偽裝問題が取り沙汰されて注目を集めたほか、商工中金、日産、スバルといった企業(yè)でもデータの偽裝や不正が見つかったと紹介。そして今年に入って小林化工が薬品の異物混入問題により行政から116日間の営業(yè)停止処分を受けたことにも言及した。

記事は、「この100年余り、早期に工業(yè)化を?qū)g現(xiàn)した日本は工業(yè)力、人材育成、技術(shù)の蓄積、研究投資において中國を大きくリードしてきた。また西洋の経済學理論上、日本の資本主義自由経済は中國の社會主義計畫経済より活力を持つとされ、日本の起業(yè)家精神や匠の精神がもてはやされてきた。しかし、日本の製造業(yè)は明らかに衰退の道をたどり、中國の製造業(yè)が輝かしい成果を得つつあることを事実が物語っているのだ」と評している。(翻訳?編集/川尻

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