2021年3月17日、中國のポータルサイト?百度に「日本が開発するステルス戦闘機(jī)は21世紀(jì)の零戦になるか」とする文章が掲載された。以下はその概要。

日本が第2次世界大戦中に開発した「零式戦闘機(jī)」は米軍機(jī)を大いに苦しめた。敗戦により戦闘機(jī)開発から遠(yuǎn)ざかったものの、21世紀(jì)に入ってから日本は積極的にステルス戦闘機(jī)開発に向けて準(zhǔn)備を進(jìn)めてきた。2011年に建造開始し、18年3月に試験飛行を終えた技術(shù)検証機(jī)「心神」はその最たる例だが、同機(jī)に搭載された雙発のXF5-1エンジンはブースト狀態(tài)でも推力が10トン程度で、推力偏向ノズルは20世紀(jì)末の技術(shù)にとどまっていたことから、多くの人が日本に雙発ステルス戦闘機(jī)を作る能力があるのかを疑う結(jié)果となった。

一方で日本は、ステルス戦闘機(jī)に必要な統(tǒng)合センサー、內(nèi)蔵弾倉、より推力の高いXF-9エンジン、ヘルメットディスプレー、偏向ノズルなどの研究を進(jìn)めてきた。そして昨年3月27日に、自力で國産のF-3ステルス戦闘機(jī)を開発することを決定した。

現(xiàn)段階の限られた情報(bào)をまとめると、F-3戦闘機(jī)はF-22戦闘機(jī)よりやや大きい大型雙発ステルス戦闘機(jī)で、ステルス性能向上のために大量のメタマテリアルが使用され、內(nèi)蔵弾倉が採用される見込みだ。武器ではASM-3対艦ミサイルやミリ波兵器の他、米國製の空対空ミサイルが搭載可能になるとみられている。

F-3は24年にプロトタイプ機(jī)が製造され、28年にテスト飛行段階に入り、31年に量産體制に入る計(jì)畫となっているようだが、この數(shù)十年ちゃんと戦闘機(jī)を作ってこなかった日本が突然性能面でF-22やF-35を凌駕する戦闘機(jī)を作ろうとしていることを考えれば、「心神」の経験があったとしてもいささか厳しいスケジュールだ。プロトタイプが30年までに初飛行できればいい方で、35年から40年に就役というなられになりそうだ。

日本は間違いなく自らの実力を買いかぶると同時(shí)に、戦闘機(jī)開発の難しさを見くびっている。インスピレーションが突然降りてきて設(shè)計(jì)された名機(jī)など一つもない。かの堀越二郎だってさまざまな戦闘機(jī)を設(shè)計(jì)した経験を踏まえてこそ零戦を設(shè)計(jì)することができたのだ。戦闘機(jī)の設(shè)計(jì)経験がほぼ「ゼロ」な今の日本が、21世紀(jì)の「零戦」を作ろうとすれば、それは言うほど簡単なものではない。（翻訳?編集/川尻）