東京五輪の演出の責(zé)任者が、タレントの渡辺直美にブタを演じさせる案を出していたことが中國でも報(bào)じられ、物議を醸している。

週刊文春によると、東京五輪?パラリンピックで開會(huì)式の演出を取りまとめる「総合統(tǒng)括」を務(wù)める佐々木宏氏（66）は昨年3月、演出について話し合うオンライン上の會(huì)議で「オリンピック」とブタを表す英語の「ピッグ」をかけた「オリンピッグ」に、ブタに扮（ふん）した渡辺直美を起用する案を提示した。グループのメンバーから批判の聲が相次ぎ、撤回して謝罪したという。

騒動(dòng)について大會(huì)組織委員會(huì)は「事実であれば不適切で大変遺憾」とコメントしている。なお、佐々木氏は組織委員會(huì)の橋本聖子會(huì)長(zhǎng)に辭意を伝えたことを明らかにした。

中國でもエンタメメディア?新浪娯楽などが17日付でこれを伝え、関連ワードが中國版ツイッター?微博（ウェイボー）のランキングの上位に入った。

ネットユーザーからは、「まったく笑えない」「女性への侮辱、體形への侮辱、五輪精神への侮辱。どうかしてる」「他人に対する尊重を欠きすぎ」「お笑いタレントにだって人格というものがある」「この人が野村萬斎（総合統(tǒng)括だったが昨年12月に佐々木氏と交代）の後任？ちょっと低俗すぎるんじゃないか。文化や蕓術(shù)を扱う人のハードルはここまで下がっているのか？」といった聲が上がった。

また、「いかにも日本といった低俗な趣味」「日本のお笑いって多くが相手への侮辱だよな」といった聲も散見された。中國のネット上では最近、お笑い蕓人の加藤浩次がかつて番組內(nèi)でアイドルの顔を踏みつけるなどし、ファンから多數(shù)の殺害予告を受けたという騒動(dòng)と、「日本における女性の地位の低さ」を結(jié)びつけて論じる記事や言論が相次いでいる。（翻訳?編集/北田）