中國が今月1日から害蟲の検出を理由に臺灣産パイナップルの輸入を禁止したことが物議を醸す中、中國が今月12日にも新たに5件の不合格を臺灣側(cè)に通知していたことが分かった。臺灣メディアの中時新聞網(wǎng)などが伝えた。

中國の臺灣事務(wù)を扱う機関「國務(wù)院臺灣事務(wù)弁公室（國臺弁）」は17日の會見で、今回の輸入禁止措置について「臺灣から輸入したパイナップル28件からカイガラムシが検出されているが、臺灣はこれに対応していない」と指摘した。

一方、臺灣行政院農(nóng)業(yè)委員會の陳吉仲主任委員は、「中國は昨年に13件の不合格を通知してきた」とし、その內(nèi)訳は2月と3月に各1件、4月に8件、8月に2件、10月に1件だったと説明。以降の4カ月間は通知がなかったとした。

また、今年2月25日に輸入禁止の通知を受けた時點で（不合格が）13件だということを確認したといい、その時點で中國の稅関に殘っていた數(shù)ロットについては検査した上で発表することになっていたという。陳氏は、中國が今月12日に新たに5件の不合格を通知してきたことを明かし、「昨年から現(xiàn)在まで不合格と通知されたのは18件であり、國臺弁が言う28件ではない」と主張した。

このほか、新たに通知を受けた5件について「この種類のカイガラムシは臺灣でも珍しく、輸出した農(nóng)産品から検出されたことはない。今回が初めて」とも語っている。（翻訳?編集/北田）