2021年3月19日、観察者網(wǎng)は、「わが國(guó)は世界の製造業(yè)の第三グループにいるという発言が大きな議論を呼んだのはなぜか」とする記事を掲載した。

記事は、先日閉幕した全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議で元工業(yè)?情報(bào)化部部長(zhǎng)の苗圩（ミャオ?ウェイ）氏が中國(guó)の製造業(yè)の現(xiàn)狀について「世界の製造業(yè)を先頭グループから第四集団までに分けた時(shí)に、中國(guó)は第三集団に位置している。製造強(qiáng)國(guó)の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するにはまだ30年は必要だ」と発言したことが中國(guó)國(guó)內(nèi)で大きな議論を呼び、賛成派と反対派に分かれた論爭(zhēng)が繰り広げられていると伝えた。

そして「中國(guó)の製造業(yè)が三流という話が理不盡であるにもかかわらず、苗氏の話が大きな共感を呼んだのはなぜか。それは、苗氏が中國(guó)の製造業(yè)発展を制約している主な問(wèn)題を指摘したからだ」とし、基礎(chǔ)能力が薄弱であること、製造業(yè)の発展加速に対する社會(huì)全體のコンセンサスが取れていないこと、企業(yè)の公平な競(jìng)爭(zhēng)制度がなおも不健全であること、技術(shù)と産業(yè)の連係に関する問(wèn)題が解決できていないこと、高い技能を持つ人材が明らかに少ないことという5つの問(wèn)題點(diǎn)を挙げている。

そのうち、基礎(chǔ)能力、技術(shù)と産業(yè)の連係、人材不足については常日頃言われていることであり、特に社會(huì)のコンセンサス、公平な競(jìng)爭(zhēng)制度の問(wèn)題が大きな議論を呼ぶきっかけになったとの見(jiàn)方を示した。

記事はその上で「中國(guó)の製造業(yè)が三流レベルにあるか否か、製造強(qiáng)國(guó)の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するのにあと何年必要かというのは、かなりの話題性を持つ話だが、実のところ中國(guó)の製造業(yè)を発展させることとの関係性は低い。政治協(xié)商委員の提言はもっと具體的、短期的で実現(xiàn)可能な方策にフォーカスすべきで、そこまで大きな議論を呼ぶような話は全く必要ない」と評(píng)している。（翻訳?編集/川尻）