日本が頼りにし続ける米國の「核の傘」、だがこの傘はすでに変質(zhì)している―中國メディア

Record China    2021年3月28日(日) 17時40分

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23日、澎湃新聞は、「日本が心に思い続けている米國の核の傘は、すでに変質(zhì)している」とする評論記事を掲載した。

2021年3月23日、澎湃新聞は、「日本が心に思い続けている米國の核の傘は、すでに変質(zhì)している」とする評論記事を掲載した。以下はその概要。

先日、日米の外相?防衛(wèi)相による「2+2」會談で、米國が必要時に核兵器を用いて日本を守るとの約束を改めて示した。これにより、バイデン政権が引き続き日本に核の傘を提供することが確認された。

米國はアジア太平洋地域において、日本以外にも韓國、オーストラリア、ニュージーランドなどに対して核の傘を提供している。米國による核の傘は同盟國の安全をある程度守ってきたが、近年ではすでにその機能が「核兵器を使って盟友を守る」という範(fàn)囲を超越している。

まず、「核の脅威に対して核で守る」という核の傘における脅威の対象が、核兵器以外にも拡大した。早くは2001年の同時多発テロ後に當(dāng)時のブッシュ政権が「核兵器によって、米國および同盟國を大量殺りく兵器から守る」とし、トランプ政権期は対北朝鮮政策の中で「北朝鮮は核能力とともに、大規(guī)模な通常軍備およびサイバー、科學(xué)、生物兵器の能力を有している」とし、日本や韓國を核兵器によってこれらの脅威から守る方針が示された?!负摔摔虾摔恰工趣い?fàn)囲を大きく超えて、核兵器によって盟友の絶対的な安全を守るようになったのだ。

また、米國は今や核の傘政策を地域や大國間の戦略的バランスを破壊する道具に変えてしまった。核の傘という名を借りて、アジア太平洋地域の同盟國による他國への戦略的攻撃能力を強化しているのである。

近年、日本や韓國では米國の核の傘に対する信頼が揺らぎ、自前の核兵器を持つべきだという聲も出始めた。しかし米國は絶対にこれを許さない。核兵器は米國が持つ絶対的なリーダーシップの象徴であり、核の傘は同盟関係、自らの盟主としての地位を保つ上での重要なツールだからである。

事実上、日本が自らの安全保障に対して抱く憂慮の本質(zhì)は、米國が情勢をかき亂したことによるネガティブな結(jié)果であり、米國の西太平洋地域における軍事的存在、他國領(lǐng)土への侵犯や地域問題への介入が、地域の安全を脅かしている根本的な原因なのだ。日本などの國は、いかにして米國に利用されないようにするか、大國間の競爭の最前線に駆り出されないようにするか、米國が覇権的な利益を守るための駒にされないようにするかを真剣に考えなければならない。(翻訳?編集/川尻

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