今年の最低映畫“中國(guó)版ゴールデンラズベリー賞”の金掃箒奨（金のほうき賞）は今月末に発表されるが、見(jiàn)どころをニュースサイトの新浪（SINA）が伝えている。

中國(guó)の映畫雑誌「青年電影手冊(cè)」が主催する金掃箒奨は、今年で12回目を迎え、年を重ねる毎に注目度が上昇。今年1月に一般投票で選ばれた中から、31名の映畫関係者が選出したノミネートリストが公表されており、今月末に各部門の受賞者や受賞作品が明らかになる。

新浪が紹介した今年の注目點(diǎn)の1つは、人気俳優(yōu)たちが集まった「最も殘念な俳優(yōu)賞」部門。中でも最も殘念なのが、いずれも2作品でノミネートされているリー?シエン（李現(xiàn)）とホアン?ジンユー（黃景瑜）、臺(tái)灣の俳優(yōu)リー?ホンチー（李鴻其）の3人。リー?シエンの「抵達(dá)之謎」は昨年公開ながら、3年前に制作された作品のため、ファンからは「今になって演技を批判するのは不公平」との聲もある。リー?ホンチーは若手演技派として人気が上昇しているが、主演映畫「我在時(shí)間的盡頭」への世間の評(píng)価が低いこともあり、殘念ながら名前を連ねることになった。

「最も殘念な映畫賞」部門にノミネートされているのが、作家で映畫監(jiān)督のグオ?ジンミン（郭敬明）監(jiān)督作品の「陰陽(yáng)師：とこしえの夢(mèng)」（中國(guó)語(yǔ)タイトル「晴雅集」）。昨年12月、同監(jiān)督が過(guò)去に発表した小説について、疑われていた一部盜作を認(rèn)めたことから、「陰陽(yáng)師」の劇場(chǎng)公開が急きょ打ち切られる騒ぎになった。

過(guò)去にはヒットした「小時(shí)代」シリーズでも受賞するなど、金掃箒奨の常連として知られるグオ?ジンミンだが、今回は「最も殘念な映畫」に加え、「最も殘念な腳本賞」部門でも「陰陽(yáng)師」「冷血狂宴」「如果聲音不記得」と最多の3作品でノミネートされている。今回、また受賞數(shù)を伸ばすのかどうかも大きな注目點(diǎn)となっている。（Mathilda）