4月7日に投開(kāi)票される韓國(guó)?ソウル市長(zhǎng)選で野黨候補(bǔ)が一本化され、與黨候補(bǔ)との一騎打ちの構(gòu)図が固まった。土地住宅公社職員らの不正土地投機(jī)疑惑で文在寅政権に逆風(fēng)が吹く中、世論調(diào)査では野黨が有利とされる。首都決戦の行方は1年後の次期大統(tǒng)領(lǐng)選にも大きな影響を與えそうだ。

今回の市長(zhǎng)選は昨年7月、前市長(zhǎng)がセクハラ疑惑で自殺したことに伴う補(bǔ)欠選挙（任期は來(lái)年6月30日まで）。與黨「共に民主黨」はニュースキャスター出身の樸映宣?前中小ベンチャー企業(yè)相を擁立した。

野黨陣営では保守系最大野黨「國(guó)民の力」の公認(rèn)候補(bǔ)、呉世勲?元ソウル市長(zhǎng)と中道系野黨「國(guó)民の黨」の安哲秀?代表が出馬を表明。25日の選挙運(yùn)動(dòng)スタートを前に統(tǒng)一候補(bǔ)の選定が進(jìn)められていた。

聯(lián)合ニュースによると、22日にソウル市民3200人を?qū)澫螭耸虚L(zhǎng)としての適性と競(jìng)爭(zhēng)力を問(wèn)う世論調(diào)査を?qū)g施した結(jié)果、呉氏が勝利した。呉氏と安氏は公職選挙法に従い正確な得票率を公開(kāi)しなかったが、聯(lián)合ニュースは「接戦になるとの予想に反して呉氏が4ポイント程度の差をつけて勝利したようだ」と伝えた。

呉氏は23日の記者會(huì)見(jiàn)で「一本化で政権を?qū)徟肖?、政権交代の道を開(kāi)くよう命じた市民の命令に必ず従う」と述べ、市民に対し「國(guó)の運(yùn)命がかかった選挙だ」と強(qiáng)調(diào)した。「國(guó)民の力」は最大野黨として、市長(zhǎng)選を足掛かりに來(lái)年の大統(tǒng)領(lǐng)選での勝利を目指す戦略を描いている。

呉氏は2011年、學(xué)校給食無(wú)料化をめぐる住民投票の不成立を受けてソウル市長(zhǎng)を辭任した。呉氏は會(huì)見(jiàn)で「（辭任後の）10年間を重い心情で生きてきた」とし、「私の胸の片隅にある重い塊を取り除き、再び走り出すソウル市長(zhǎng)として報(bào)いることができるよう最後まで応援してほしい」と訴えた。

中央日?qǐng)?bào)が22日に公表した一騎打ちを仮定した世論調(diào)査では、呉氏の支持率50．6％に対し、樸氏は36．8％。韓國(guó)の三つの世論調(diào)査機(jī)関が野黨候補(bǔ)を一本化する前に一騎打ちを仮定して行った調(diào)査によると、呉氏への支持率が47．0％で樸氏の30．4％を上回った。2週間ほど前の調(diào)査では與野黨の一騎打ちでの支持は拮抗（きっこう）していたが、差が広がってきている。

ハンギョレ新聞によると、世論調(diào)査機(jī)関のリアルメーターは24日、YTNと交通放送(TBS)の依頼で22～23日にソウル在住の満18歳以上の1042人を?qū)澫螭藢g施した世論調(diào)査の結(jié)果を発表。「ソウル市長(zhǎng)選に候補(bǔ)一本化で次の候補(bǔ)が出馬したとすると、誰(shuí)に投票するか」との質(zhì)問(wèn)には、呉氏と回答した人が48．9％、樸氏が29．2％だった。候補(bǔ)間の格差は誤差範(fàn)囲(信頼水準(zhǔn)95％、標(biāo)本誤差±3．0ポイント)を超える19．7ポイントだった。（編集/日向）