中國(guó)?新疆ウイグル自治區(qū)で生産された綿花のボイコットに絡(luò)むイメージキャラクターの契約停止について、香港の男性歌手イーソン?チャン（陳奕迅）に高額の違約金のうわさが浮上。一方で、契約時(shí)にリスク対策は萬(wàn)全であるとも報(bào)じられている。

新疆産の綿花の生産現(xiàn)場(chǎng)で、人権侵害があるとした國(guó)際コットン認(rèn)証「ベター?コットン?イニシアティブ 」（BCI）の発表を受けて、國(guó)際的なアパレルブランドが次々と新疆綿の使用停止を発表。これに対して24日以降、各アパレルブランドのイメージキャラクターを務(wù)めるタレントが次々と契約打ち切りを表明し、その數(shù)は約40人に上る解約の連鎖となった。

男性歌手のイーソン?チャンはここ10年余り、グローバルアンバサダーも務(wù)めるアディダス（adidas）の顔として、自身がデザインしたオリジナル商品も販売していた。しかし、長(zhǎng)年ブランドと密接な関係を続けてきたにもかかわらず、今回の騒ぎを受けて契約の打ち切りを表明。その違約金についてこのほど、ブランドへの賠償額が6000萬(wàn)元（10億円）に上るとも報(bào)じられている。

これについてニュースサイトの新浪（SINA）では、有名タレントのマネジメント擔(dān)當(dāng)者への取材を行い、近年の契約條項(xiàng)には「ブランド側(cè)が中國(guó)の歴史?文化?政治に干渉することがあれば、契約を一方的に解除でき、違約金も発生しない」の一條が盛り込まれていると報(bào)道。特に2019年、ジバンシィ、ヴェルサーチ、コーチといったブランドに中國(guó)の主権問題に関するトラブルが発生して以降、リスク対策は強(qiáng)化されているという。また、あるマネジメント擔(dān)當(dāng)者は、「タレントをいかに守るか。ここはマネジメント側(cè)の腕の見せどころだ」とも語(yǔ)っている。

なお、19年の同問題では、中國(guó)のトップモデルのリウ?ウェン（劉雯）がコーチとのアンバサダー契約を一方的に解除。當(dāng)時(shí)、1億6000萬(wàn)元（約27億円）とも報(bào)じられた違約金だが、コーチ側(cè)から請(qǐng)求されることはなかった。（Mathilda）