來(lái)月25日（現(xiàn)地時(shí)間）に開(kāi)催される第93回アカデミー賞について、香港のテレビ局?無(wú)線電視（TVB）が今年は生中継を行わないことが明らかに。香港の民主化運(yùn)動(dòng)を描くドキュメンタリー映畫のノミネートなどが理由と見(jiàn)られている。

香港ではアカデミー賞の授賞式を毎年、TVB局の明珠臺(tái)が生中継してきた。しかし今年はTVB局をはじめ、NowTV、ViuTV，有線電視、開(kāi)電視の5社がいずれも放送権を取得していないことが明らかに。香港では1969年から毎年生中継されてきたが、52年來(lái)初めて放送が行われないことが分かった。

臺(tái)灣の日刊紙?聯(lián)合報(bào)は理由の一つとして、「短編ドキュメンタリー映畫」部門にノミネートされている米?ノルウェー合作映畫「Do Not Split」（不割席）の存在を挙げている。2019年からの香港民主化運(yùn)動(dòng)を記録した作品であり、今年は中國(guó)の國(guó)営テレビ?中央電視臺(tái)（CCTV）もアカデミー賞の生中継を行わないことを表明している。

また、映畫「ノマドランド」によって、作品賞や監(jiān)督賞など6部門でノミネートされている中國(guó)出身のクロエ?ジャオ（趙婷）監(jiān)督の発言も理由の一つに。過(guò)去のインタビューで、「私が育った時(shí)代の中國(guó)は偽りだらけ」「今の私の祖國(guó)はアメリカ」と語(yǔ)ったことが問(wèn)題視されているのではないかと伝えている。

今年はデレク?ツァン（曾國(guó)祥）監(jiān)督の「少年の君」（原題：少年的你）が、香港代表として國(guó)際長(zhǎng)編映畫賞にノミネートされているだけに、聯(lián)合報(bào)は「皮肉な決定になった」と報(bào)じている。（Mathilda）