Record China 2021年3月31日(水) 5時20分
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30日、韓國?イートゥデイによると、中國政府が「中國で発生するPM2.5がソウルの大気に及ぼす影響は微々たるもの」と主張し、中韓の「大気汚染」をめぐる攻防が激しくなっている。寫真は上海。
2021年3月30日、韓國?イートゥデイによると、中國政府が「中國で発生するPM2.5がソウルの大気に及ぼす影響は微々たるもの」と主張し、中韓の「大気汚染」をめぐる攻防が激しくなっている。
記事によると、中國生態(tài)環(huán)境部傘下の中國環(huán)境観測センターに所屬する研究チームは、學(xué)術(shù)誌「中國環(huán)境観測」の最新號に「中國で発生するPM2.5がソウルのPM2.5に及ぼす影響は10%にも満たない」と主張する論文を掲載した。これは、2019年に共同研究を行った日中韓3カ國が提示した「年平均32%」よりはるかに低い寄與率だという。
また、中國の研究チームはむしろ「ソウルのPM2.5が上海に及ぼす影響の方がはるかに大きい」と主張した。論文は2018年11月1日から9日間、中韓間のPM2.5の移動経路を把握するため、北京?大連?丹東など中國の東部6都市とソウルの大気情報を分析。その結(jié)果、2018年11月上旬に中國の東部都市のPM2.5がソウルの大気に與えた影響の割合は平均9%。比較的汚染が深刻だった11月6日は13%、7日は5%だったという。
一方、11月7日の上海の大気中のPM2.5を分析したところ、韓國の寄與率は16%前後だった。研究チームは「韓國のメディアは大気汚染物質(zhì)の80%が中國から來ていると報道しているが、最近では韓國の一部の學(xué)者も、韓國の汚染を自國の問題だと指摘している」と主張したという。
この論文について記事は「研究チームが2018年11月1日からの9日間に限定して資料を分析した理由は明かされていない」とし、「高濃度の大気汚染は通常、12月から3月にかけて発生する」と指摘している。
また、日中韓は2020年に初めて発表した共同研究報告書で「ソウル?釜山?大邱の3都市に中國のPM2.5が及ぼす影響は年平均32%(2017年基準(zhǔn))」「韓國で発生したPM2.5が北京?上海?天津?青島?瀋陽?大連の6都市に及ぼす影響は2%」と発表している。これについても「このときも韓國の研究チームはソウルのPM2.5の39%が中國から來ていると主張したが、中國の研究チームは23%だと主張した」「日中韓は各自の研究結(jié)果の平均値を発表し、PM2.5が深刻な12~3月は分析対象から除かれた」と記事は指摘している。
なお韓國環(huán)境科學(xué)院は2018年1月から2019年1月まで5回にわたり高濃度大気汚染の事例を分析し、「中國から流入するPM2.5の影響は最低28%から最大82%に達(dá)する」と発表しているという。
これに韓國のネットユーザーからは「許せない。キムチもサムゲタンも中國のものと言い張るのにPM2.5は韓國に押し付けるのか」「衛(wèi)星寫真の証拠がある。中國はそれすら否定するの?」「宇宙に飛行船を送る技術(shù)はあるのに、衛(wèi)星寫真の判読はできないようだ」「中國はどれだけ劣等感が強(qiáng)いんだ?韓國のような小さな國に対し、事実を歪曲(わいきょく)してまで自分を守ろうとするなんて」「文在寅(ムン?ジェイン)政権を下に見ている証拠だ」など中國側(cè)への不満の聲が続出している。
一方で「相手のせいにするのではなく、一緒に対策を立てようと言うのが正解では?このままだと韓國人も中國人も生活が大変だ」と冷靜な意見も寄せられている。(翻訳?編集/堂本)
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