中國(guó)國(guó)內(nèi)では、新疆ウイグル自治區(qū)の人権問題をめぐり、自治區(qū)産の綿花を製品に使用しないと表明したスウェーデンの衣料品大手「H＆M」の商品不買を呼び掛ける動(dòng)きが広がっている。

これに関連し、臺(tái)灣のある専門家が番組內(nèi)で、中國(guó)によるH＆Mボイコットについて「ぶっちゃけて言うと金がないから」などと発言したと、中國(guó)メディアの頭條新聞が30日、SNS微博（ウェイボー）への投稿で報(bào)じた。

H＆Mは昨年、新疆で「強(qiáng)制労働」が行われているなどとして、自治區(qū)産の綿花の使用停止と自治區(qū)內(nèi)に工場(chǎng)のある中國(guó)企業(yè)との取引停止を発表していた。歐州連合（EU）が最近、この問題をめぐり中國(guó)に制裁を加えたため、中國(guó)でH＆Mの聲明が注目されるようになり、やり玉にあげられている。

臺(tái)灣の専門家の発言について、投稿のコメント欄を見ると、「臺(tái)灣省全體のイメージを傷つける発言なのに、島內(nèi)の研究者たちはこんなレベル？」「統(tǒng)一したら、智的な援助が必要なようだな」「自分たちのパイナップルの心配でもしたらどうだ」などと反発する聲が寄せられていた。

また、十年前に臺(tái)灣の別の専門家がテレビ番組で、「中國(guó)の庶民は（貧しくて）茶葉蛋（茶葉と一緒に煮込んだゆで卵）すら食べられない」などと問題発言して物議を醸したことを持ち出して、「はいはい、茶葉蛋すら食べられない俺たちはH＆Mなんて高価で手が出ませんよ」「2021年にもなって大陸父さんが貧乏なんて信じる人、世界中にいる？」などのコメントも書き込まれていた。（翻訳?編集/柳川）