中國メディアの新聞晨報(bào)は31日、中國のネット上で行われている盜撮映像の売買について報(bào)じた。

記事によると、よく出張に行くという河南省鄭州市のある男性は先日、「ネットで『人気者』になってるよ」との連絡(luò)を友人から受けた。友人が送ってきた映像を見てみると、そこには著替えや入浴、寢ているところなど隠し撮りされた自身の姿が映っていたという。

問題の映像は友人がSNS上のあるグループの中で見つけたもの。新聞晨報(bào)の記者が確認(rèn)してみると、そこではある人物が盜撮映像を上げていた。ただ、これらは「前置き」に過ぎず、もっと多く見たい場(chǎng)合は個(gè)人的に連絡(luò)を取って購入できるようになっていたという。

料金は「ホテルでの盜撮なら20元（約340円）、より刺激的なものなら50元（約840円）」という具合。記事は「ある民宿に設(shè)置されたカメラが録畫した映像は8時(shí)間にも及ぶ。內(nèi)容は一家3人の日常生活に過ぎないが、この類の動(dòng)畫は非常に人気だ」と指摘した。

盜撮は美容院や商業(yè)施設(shè)の試著室、トイレなどでも行われているといい、記事は「恐ろしいことに隠しカメラは遠(yuǎn)隔操作ができ、角度を調(diào)整することが可能」「こうした映像の撮影地點(diǎn)はほぼ全國に及び、中でも広東、湖南、湖北などが比較的多かった」と伝えた他、隠しカメラのIDが高値で売られるケースもあると言及している。（翻訳?編集/野谷）