中國で公開中の映畫「我的姐姐」（SISTER）に主演する女優(yōu)チャン?ズーフォン（張子楓）が、今後も映畫3作品の公開を控え、今年最も飛躍が期待される若手女優(yōu)となっている。

2日から公開されている「我的姐姐」は、「清明節(jié)」の連休初日に當(dāng)たる3日だけで興行収入1億5000萬元（約25億3000萬円）を突破する人気に。男尊女卑の根強(qiáng)い伝統(tǒng)の中で、両親に半ば見捨てられていた少女が、20歳を過ぎてから両親の交通事故死によって急に6歳の弟を引き取ることになり、そこから姉と弟の姿が描かれるストーリー。19歳の女優(yōu)チャン?ズーフォンが主演している。

子役出身のチャン?ズーフォンは2010年、映畫「唐山大地震」で主人公の少女時代を演じ、中國の映畫賞「百花奨」の最優(yōu)秀新人賞を受賞。人気シリーズ映畫「僕はチャイナタウンの名探偵」などでも知られる。昨年は映畫や演劇専門の名門大學(xué)?北京電影學(xué)院に全國で第3位の成績で入學(xué)している。

「我的姐姐」に続いて今年8月までの間に「再見，少年」「秘密訪客」「盛夏未來」と、主演あるい出演した3作品の公開を控えている。チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督が映畫「サンザシの樹の下で」で見出した女優(yōu)チョウ?ドンユィ（周冬雨）に匹敵する演技派であることから、“チョウ?ドンユィ二世”の聲も上がり、今年最も飛躍が期待される若手女優(yōu)となっている。

チャン?ズーフォンについては共演者からも絶賛する聲が多く、フー?ゴー（胡歌）やワン?バオチアン（王寶強(qiáng)）といった中國映畫を支える人気俳優(yōu)たちも、「役柄への理解力が実年齢をはるかに超えている天性の女優(yōu)」「冷靜沈著で非常に細(xì)やか、表情に富んだ演技ができる」などと高い評価を送っている。（Mathilda）