2021年4月3日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、シンガポール最大のスーパーマーケットが、品質(zhì)問題により臺灣産パイナップルを陳列から撤去したと報じた。

同記事は、中國への輸出がストップした臺灣産パイナップルの代替輸出先となっている日本やオーストラリア、シンガポールで「買ってきた臺灣産パイナップルの質(zhì)が悪く、芯の部分が熟しすぎて黒くなっている」「色は悪くないが、まずい」という消費者からの苦情が相次いでいると伝えた。

また、中でもシンガポールの狀況は深刻であり、同國最大のスーパーチェーン?フェアプライスが臺灣産ゴールデンダイヤモンドパイナップルを売り場から全て撤去したと現(xiàn)地紙?聯(lián)合早報が2日に報じたことを紹介。現(xiàn)地の食品當(dāng)局も消費者に対して「黒く変色して腐敗した疑いのある製品は食べないように」との通達(dá)を出したとしている。

そして、この件についてネットユーザーから「日本に輸出される農(nóng)作物は厳しく管理されているのに、シンガポール向けのものは品質(zhì)がバラバラなのか。中國本土に輸出されていたものだって、中を割ってみたらどうなっていたか分からない」といった聲が出たと紹介した。

記事はさらに、臺灣當(dāng)局が「一部の業(yè)者が品質(zhì)管理をしっかりしていないため、ごくまれにこういった事案が発生する。食べておいしくないというのは、旬に収穫されたものではない可能性がある」と説明したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）