韓國(guó)で毎月の最後の水曜日が「韓服を著る日」に制定されたことが注目を集めている。中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)が5日付で伝えた。

聯(lián)合ニュースなど複數(shù)の韓國(guó)メディアによると、「韓服を著る日」は韓國(guó)文化體育観光部が定めたもので、3月31日から実施された。韓服の普及を目指した取り組みで、同日にはさっそく同部の職員らが韓服姿で出勤した。

同部の黃熙（ファン?ヒ）長(zhǎng)官は、「今後は外國(guó)の指導(dǎo)者との面會(huì)や重要な行事への出席などで韓服を著ることを考えている」と語った。部?jī)?nèi)の調(diào)査では、大半の職員がこの「韓服を著る日」の制定を支持していたといい、ある職員は「韓服は好きだが、普段は旅行や寫真撮影の時(shí)にだけ著ていた。これからは仕事著と考えて、いろいろな仕事の場(chǎng)面で著ることができるのでうれしいし、誇りを感じる」と話しているという。

また、同部の政策官は「韓服は特別なもの、普段著た時(shí)に奇異な目で見られるようなものであってはならない。韓服を著る日を選ぶのではなく、好きな時(shí)に著るべき」と話した。

この件について、韓國(guó)のネット上では「今回の措置は正しい。伝統(tǒng)文化の宣伝はこうすべき」といった好意的な聲が上がる一方、中國(guó)のネット上では「韓國(guó)の政府機(jī)関が中國(guó)文化を盜もうとしている」「韓國(guó)に最も欠けているのは文化の內(nèi)核。明らかに中國(guó)文明の一つの枝に過ぎないのに毎回騒ぎ立てる」「中國(guó)語も分からない彼らは、本當(dāng)に歴史が理解できているのか？」などと冷ややかな聲が出ている。

韓服をめぐっては最近、中國(guó)と韓國(guó)のネットユーザーやメディアがその起源について“舌戦”を繰り返しており、今回の「韓服を著る日」制定もそうした現(xiàn)象が背景にあったとみる意見が多いようだ。（翻訳?編集/北田）