韓國はすでに世界6~7位の宇宙強國、しかし問題も「山積み」―韓國メディア

Record China    2021年4月8日(木) 9時20分

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6日、韓國?アジア経済は「韓國は世界6~7位の宇宙強國だと評されているが、本格的な宇宙開発には問題が山積されている」と伝えた。資料寫真。

2021年4月6日、韓國?アジア経済は「韓國は世界6~7位の宇宙強國だと評されているが、本格的な宇宙開発には問題が山積されている」と伝えた。

先月25日、全羅南(チョルラナム)道?高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターで韓國型ロケット「ヌリ」の総合燃焼テストが行われた。文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領は、その成功を受け「(韓國は)世界7大宇宙強國に、確実に跳躍する」と述べたという。

記事は「10月に打ち上げが成功すれば、韓國は世界で7番目に実用級衛(wèi)星の打ち上げ能力を持つ獨自の宇宙発射體保有國となる」と説明している。韓國のロケット開発は主要先進國を猛追しており、韓國科學技術(shù)企畫評価院(KISTEP)によると、韓國のロケット技術(shù)のレベルは2018年基準で米國を100點とすると約60點、技術(shù)格差は17年だが、「ヌリ」が無事打ち上げられた場合、技術(shù)レベルは80點臺、技術(shù)格差は10年以內(nèi)になるという。

韓國が最も先進國に迫っていると評価される分野は衛(wèi)星の製作で、韓國は既に「世界最高水準」の地球観測衛(wèi)星(アリラン7號)を開発?運営中であり、精密科學衛(wèi)星設計技術(shù)100%、主要構(gòu)成品67%(多目的実用衛(wèi)星3號)を國産化。先ごろ打ち上げた次世代中型衛(wèi)星1號は、基幹技術(shù)の國産化が86.3%(システムおよび本體)と98.6%(搭載體)を達成している。気象、海洋、環(huán)境停止軌道衛(wèi)星を保有する國はそう多くはないが、韓國は現(xiàn)在、そのうちの1カ國となっている。獨自の精密航法衛(wèi)星(KPSシステム)、精密軍事諜報衛(wèi)星(415プロジェクト)など軍事用衛(wèi)星開発も活発に進めているという。

一方で宇宙探査の分野は「未開拓」で、來年8月の探査軌道船打ち上げ、29年の小惑星アポフィスへの著陸?探査、30年目標の月面著陸などの計畫はあるものの、米國が24年を目標に進めている月面著陸「アルテミス計畫」や國際宇宙ステーションに韓國は參加していないという。

さらに記事は「本格的な宇宙開発に向けては課題が多い」とも指摘。韓國の宇宙開発予算は年間6000億ウォン(約589億円)臺で、主要先進國(18年基準で米國409億ドル、中國58億3300萬ドル)を大幅に下回る。また、韓國航空宇宙研究院(KARI)の職員數(shù)は約1000人だが、米航空宇宙局(NASA)の約1萬8000人ほか、ドイツ(約8400人)、フランス(約2400人)、日本(約1500人)に比べてもかなり少なく、宇宙開発の人材も不足しているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「誇らしい」「大韓民國の科學分野の実力はやはり最高だ!」「韓國は今や、あらゆる分野で先進國と肩を並べている」など喜びの聲が寄せられている。

一方で「打ち上げ成功までは安心できない」「宇宙産業(yè)の発展のためには人材と予算を大幅に増やす必要がある」「米中の予算を見たら、10~20年の格差を簡単に狹めることはできないなと思った」「先月の衛(wèi)星打ち上げもロシアの手を借りたのに、笑わせる。米國が月に行ったのは50年前だよ」など厳しい意見も多い。

その他「宇宙船の前に國産戦闘機の積極支援を」「宇宙産業(yè)の前に原子力産業(yè)でしょ」などのコメントも見られた。(翻訳?編集/麻江)

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