2021年4月7日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、新疆ウイグル自治區(qū)の人権問(wèn)題が日増しに西側(cè)諸國(guó)の対中政策における議論の焦點(diǎn)となる中、同自治區(qū)の元高官2人が國(guó)家分裂罪などにより執(zhí)行猶予付きの死刑判決を受けたと報(bào)じた。

記事は、新華社などの中國(guó)政府系メディアの報(bào)道として、新疆ウイグル自治區(qū)政府が6日に実施した記者會(huì)見(jiàn)の中で、同自治區(qū)司法庁元庁長(zhǎng)であるシアルザティ?バウドン被告、同自治區(qū)教育長(zhǎng)元庁長(zhǎng)であるサッタル?サウット被告について現(xiàn)地の高裁が執(zhí)行猶予2年付きの死刑判決を言い渡したことを明らかにしたと伝えた。

そして、バウドン被告については黨幹部の身分を使って長(zhǎng)期的に國(guó)家分裂活動(dòng)を畫(huà)策、実施し、「東トルキスタン?イスラム運(yùn)動(dòng)」に加擔(dān)して國(guó)外の人物に情報(bào)を不法に提供していたと認(rèn)定された紹介。同自治區(qū)高級(jí)人民法院の副院長(zhǎng)が「自ら進(jìn)んで、あるいは國(guó)內(nèi)の分裂主義者と通して國(guó)外の分裂勢(shì)力と結(jié)託し、新疆を分裂させる目的を果たそうとした」と述べたとしている。

また、中國(guó)メディアの報(bào)道として「東トルキスタン?イスラム運(yùn)動(dòng)」は2015年にバウドン被告を新疆の獨(dú)立建國(guó)後の指導(dǎo)者にすることを決定していた」との情報(bào)も紹介した。同団體は米國(guó)や國(guó)連からもテロ組織認(rèn)定されていたが、米政府が昨年11月に「存続している確証が10年以上前から得られていない」として認(rèn)定を解除している。

記事はさらに、サウット被告の罪狀について「教育庁で小中學(xué)校の民族文字教材編集、出版を主管していた期間、『地方、民族の特色、民族の歴史文化』を口実に、教材內(nèi)に民族の分裂やテロリズム、過(guò)激な宗教思想などを盛り込み、脫中國(guó)化の目的を果たそうとした」とされていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）