臺灣國防部「新潛水艦建造計畫を歐州の複數(shù)國が支援」、海洋進出強める中國けん制狙う

Record China    2021年4月9日(金) 16時20分

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臺灣國防部は潛水艦の新規(guī)建造計畫を歐州の複數(shù)の主要國が支援していることを明らかしにした。支援は海洋進出などを強める中國をけん制するのが狙いとみられる。

臺灣國防部(國防?。─吓_灣による潛水艦の新規(guī)建造計畫を歐州の複數(shù)の主要國が支援していることを明らかしにした。ロイター通信が伝えた。建造支援が米國からだけでないことを認(rèn)めるのは異例。複數(shù)國がどの國を指すのかは分かっていないが、海洋進出などを強める中國をけん制するのが狙いとみられる。

臺灣が最新鋭の潛水艦隊の建造に著手したのは、臺灣への軍事的圧力を強める中國が本土と隔てる臺灣海峽を越えて侵攻してくる事態(tài)に備えるためだ。計畫している新造潛水艦8隻は現(xiàn)有4隻の後継。最初の艦の建造は昨年11月、南部の港灣都市?高雄の施設(shè)で開始された。同艦の試験航行は2025年に始まるとみられている。臺灣の蔡英文総統(tǒng)は著工式で、建造計畫を「臺灣の強い意志を世界に示す歴史的な節(jié)目」と呼んだ。

ロイター通信によると、臺灣の潛水艦の一部は第2次世界大戦時にもさかのぼる舊式で、艦の近代化に何年も取り組んでいる。米國政府は18年、この近代化計畫に米メーカーが參加するのを承認(rèn)。臺灣が主要部品を確保するのを助ける動きと見なされている。ただ、関與する米企業(yè)名は明らかになっていない。

現(xiàn)有の潛水艦4隻のうち、2隻はオランダが1980年代に建造したが、同國はその後、さらなる潛水艦の売卻を拒んできた。フランスもこれまでに臺灣にフリゲート艦と戦闘機を売卻。臺灣は昨年、艦船のミサイル妨害システム最新化のため、フランスから機器購入の意向があると表明している。

歐州諸國は全般的に中國の不興を買うのを懸念して、臺灣への武器売卻承認(rèn)には後ろ向きだった。一方で臺灣は英領(lǐng)ジブラルタルに拠點を置く企業(yè)と新潛水艦の設(shè)計について協(xié)議しているとしていた。

臺灣の潛水艦にはディーゼル?エレクトリック方式が採用される見通し。水上ではディーゼルエンジンを動力源としながら、潛航中は壽命の長いリチウムイオン電池で駆動する超靜粛な電気モーターを使用する。米海軍や中國が配備を進める原子力潛水艦ではなく、ディーゼル?エレクトリック艦を選んだのは、臺灣にとって簡単な選択だった。ディーゼル?エレクトリック艦は建造がより容易で、コストも低い。潛航時の騒音も電気モーターが原子爐より少ない。

米CNNによると、専門家はこうした靜かな潛水艦なら中國軍の対潛戦(ASW)部隊による探知が難しいとの見方を示す。臺灣海峽の海底付近に潛み、臺灣に向かう中國の兵員輸送艦を狙い撃ちにできる可能性もある。新造艦にどんな技術(shù)が搭載されるのか正確なところはまだ不明だが、米國政府は昨年、臺灣にMk48魚雷の取得を許可した。(編集/日向)

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