人民網(wǎng)日本語版 2021年4月9日(金) 22時10分
拡大
中國は2030年までの二酸化炭素排出量のピークアウトを目指し、2060年までのカーボンニュートラル実現(xiàn)を目指して努力することを厳かに宣言した。
(1 / 2 枚)
近年、気候変動の試練が日増しに顕在化し、持続可能な発展の問題が一段と厳しく各國に突きつけられている。中國は2030年までの二酸化炭素排出量のピークアウトを目指し、2060年までのカーボンニュートラル実現(xiàn)を目指して努力することを厳かに宣言した。この目標(biāo)を達(dá)成するため、現(xiàn)在中國は一段と力強(qiáng)い政策と措置を講じ、全人類にとって有益なこの事業(yè)を著実に進(jìn)めている。
【その他の寫真】
第14次五カ年計畫期間(2021-25年)は二酸化炭素排出量のピークアウトにとって正念場となる期間だ。第14次五カ年計畫綱要は単位GDPエネルギー消費(fèi)量を13.5%削減し、単位GDP二酸化炭素排出量を18%削減するとの拘束性指標(biāo)(必ず実現(xiàn)しなければならない目標(biāo))を打ち出し、積極的な気候変動対策の全面的方針をまとめた。
第14次五カ年計畫最初の年に各地は積極的に行動を起こし、環(huán)境に配慮した「グリーン発展」を推進(jìn)している。広東省はエネルギー消費(fèi)の二重コントロール制度を整備し、區(qū)域や業(yè)種ごとに炭素排出量のピークアウトを推進(jìn)する方針を打ち出した。北京市はカーボンニュートラルのタイムテーブルとロードマップを明確にし、エネルギー構(gòu)成の調(diào)整と交通や建設(shè)など重點分野の省エネを推進(jìn)している。浙江省は一次エネルギーに占める非化石エネルギーの割合を20.8%にまで高め、石炭火力発電の割合を2ポイント下げることを指示した。
省エネと炭素排出量削減の主體は企業(yè)だ。中國寶武集団八一鋼鉄公司では、製錬爐の利用係數(shù)を大幅に高めるだけでなく、二酸化炭素排出量を30%削減できる新型循環(huán)高爐の試験プロジェクトを急ピッチで進(jìn)めている。國家電投、三峽集団などエネルギー企業(yè)は先ごろ、相次いで炭素排出量のピークアウト目標(biāo)を打ち出した。炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの早期実現(xiàn)はますます多くの企業(yè)のコンセンサスとなっており、自覚的に行動する企業(yè)が増えている。
中國國家気候変動専門家委員會の何建坤副主任は、「近年、中國は環(huán)境優(yōu)先、グリーン、低炭素の質(zhì)の高い発展の道を揺るぎなく歩み、炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルという目標(biāo)達(dá)成に向けて強(qiáng)固な基礎(chǔ)を固めた」と指摘している。
「白熱電球から省エネ蛍光燈へ、そして現(xiàn)在のLEDへ。本當(dāng)にどんどん環(huán)境にやさしくなってきている」。照明器具販売センターで照明を選んでいた山東省平度市在住の譚小軍さんは感慨深げにこう語った。2011年、國家発展改革委員會など5部?委員會(省庁)は「白熱燈段階的淘汰ロードマップ」を発表。これにより白熱燈は徐々に人々の視界から消えていった。この行動によって中國は年間で480億kWhの節(jié)電に成功した。これは二酸化炭素排出量4800萬トンの削減に相當(dāng)する。
また、中國は近年、省エネ家電や新エネルギー車への補(bǔ)助金制度を施行し、エコ消費(fèi)を牽引するだけでなく、家電?自動車産業(yè)のエコで低炭素な発展を促している。2020年、新エネルギー車の販売臺數(shù)は130萬臺以上と、前年比で10%以上増加した。
中國は約束した2020年までの炭素排出削減目標(biāo)を、すでに前倒しで達(dá)成した。第13次五カ年計畫(2016-2020年)は単位GDP二酸化炭素排出量の17%削減という要求を掲げたが、実際には18.8%削減を達(dá)成した。第13次五カ年計畫期間、中國は水力発電、風(fēng)力発電、太陽光発電、建設(shè)中の原子力発電の設(shè)備容量など多くの指標(biāo)で世界一を保った。2020年末にはクリーンエネルギーの発電設(shè)備容量が10億8300萬kWにまで増えて、初めて石炭火力発電を抜き、総設(shè)備容量に占める割合が約49.2%に達(dá)した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)
この記事のコメントを見る
人民網(wǎng)日本語版
2021/2/26
Record China
2021/2/21
2021/2/6
內(nèi)藤 康行
2021/2/15
2021/4/9
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る