中國(guó)誌「看世界」は6日、日本企業(yè)の不正問(wèn)題に関し、「日本人は一生分頭を下げたかもしれない」とする記事を掲載した。

記事はまず、「日本人はずっと『國(guó)産』を誇りにしてきたが、ここ數(shù)年、『日本産』が『捏造（ねつぞう）』と結(jié)び付くとは思いもしなかっただろう。匠（たくみ）の精神も『祭壇』から落ちてしまった」とし、不正問(wèn)題が起こるたびに日本人は匠の精神をもって謝罪すると指摘?！溉毡兢我徊科髽I(yè)の上層部は一生分の頭をすでに下げ終わったかもしれない」としてここ數(shù)年見(jiàn)られた企業(yè)のデータ改ざんなどに言及した。

そして、日本企業(yè)のこうした問(wèn)題には継続時(shí)間の長(zhǎng)さ、関連する範(fàn)囲の広さ、上層部の見(jiàn)て見(jiàn)ぬふりなどの共通性があると指摘、相次ぐ不正は中國(guó)など主要新興國(guó)の急速な発展と切り離せないとの考えを示した。記事は「新興國(guó)の企業(yè)は技術(shù)、品質(zhì)、価格、サービスなど消費(fèi)者が重視する要素は無(wú)數(shù)の賭けと最適化を経て相対的なバランスを?qū)g現(xiàn)した」とし、日本企業(yè)については「管理の硬直化、保守的な観念が企業(yè)を外部の変化に鈍感なままでいさせた」と言及。さらに「ではここ數(shù)年、不正問(wèn)題は突然、集中的に発生したように見(jiàn)えるがその原因はどこにあるのか」と続け、「スマイルカーブ」「恥文化」「匠の精神」の3點(diǎn)について指摘した。

「スマイルカーブ」の部分では「日本の製造業(yè)はビジョンにもイノベーションの推進(jìn)力にも欠けている」「多くの日本企業(yè)はデジタル化の発展に消極的で様子見(jiàn)の態(tài)度を取っている」と述べ、スマイルカーブについて「製造業(yè)の産業(yè)チェーンの中にある概念。（研究開(kāi)発と販売の）中間にある生産段階の付加価値は比較的低いというものだ」と説明した上で、「だから日本企業(yè)は生産のイノベーションと物流技術(shù)の面で工夫を凝らすことに熱心ではない。だが企業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)力はまさに中間段階の変革と飛躍的発展から來(lái)ている」「日本企業(yè)の上層部の管理は保守的で硬直的」などと論じた。さらに、「中國(guó)経済の急速な発展と中國(guó)製造業(yè)の生産のレベルアップが衝撃を生み、國(guó)際市場(chǎng)はより予測(cè)不可能になった。日本企業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)力が落ちて利益が十分でなくなるとコストを抑えるしかなかった」とし、「ここ數(shù)年の改ざん事件を振り返ってみると、コストコントロール下で現(xiàn)れた品質(zhì)管理問(wèn)題であることも見(jiàn)て取れる」と指摘した。

次の「恥文化」では「『恥文化』は屈辱を感じた日本人を勇敢にもしたが、現(xiàn)在、日本企業(yè)は『日本製は品質(zhì)の代名詞』といった観念に固執(zhí)している」と述べ、「役員らは國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)で不利に直面する中、日本製品のあるべき姿を支えるために『恥文化』の影響の中で不正の道を選び、いわゆる體面を守ろうとした可能性が高い」と主張。さらに「匠の精神」の部分では、匠の精神は世界で「日本製」の存在感を高めたとの考えを示す一方、「匠の精神の過(guò)度の誇張は『過(guò)ちを認(rèn)めない』という認(rèn)識(shí)を招きかねない」「匠の精神をむやみやたらに信じることは時(shí)代の急速な発展と消費(fèi)者の変化するニーズを軽視することにつながる」と論じた。記事はまた、「日本特有の匠の精神の役割を否定しようというのではない」とし、「発展段階によってその國(guó)が必要とするものは変わる。以前の日本には匠の精神がより必要だったが、現(xiàn)在は革新が必要なのだ」と述べた。（翻訳?編集/野谷）