2021年4月11日、中國(guó)メディアの北青網(wǎng)は、中國(guó)でヒアリが急速に増加しており、危険性が高いにもかかわらずペットとしての売買も行われていると報(bào)じた。

記事は、農(nóng)業(yè)農(nóng)村部の最新データとして、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ですでに12の省、自治區(qū)、直轄市の435県、地級(jí)市、區(qū)でヒアリが見つかっており、特にこの5年近くで191の県において新たに見つかったと紹介。ヒアリは都市の公園や緑地、田畑、森林などで発生していると伝えた。

そして、ネット上では猛毒として知られているヒアリにかまれた経験談や治療方法、ヒアリに関する知識(shí)といった情報(bào)が數(shù)多く見受けられるとともに、「ECプラットフォーム上でヒアリを販売している業(yè)者がいる」との情報(bào)も流れていると紹介した。

その上で、実際にECサイトで「ヒアリ」を検索したところ、アリをペットとして販売する業(yè)者が多くヒットする一方で、ヒアリの販売業(yè)者は見つからなかったと説明。アリの販売業(yè)者に話を聞くと「ヒアリは売らない。SNSのメッセージや電話で販売ルートを教えているだけだ」という答えがあったとしている。

また、業(yè)者からは「ECサイト上でこういったものを売ってはいけないというニュースがあったから売っていない」「ECサイトでは陳列できなくなったので、今はこっそりと売っている」といった証言が出ており、いずれもヒアリの危険性について「場(chǎng)合によっては死に至る」と認(rèn)識(shí)し、生態(tài)環(huán)境に悪影響を及ぼすことを理解しているものの、買い手が少なからず存在するために販売を続けている実態(tài)が浮き彫りになったと伝えた。（翻訳?編集/川尻）