2021年4月9日、韓國(guó)?京郷新聞によると、韓國(guó)の政府機(jī)関が保有するベトナム戦爭(zhēng)時(shí)の韓國(guó)軍による民間人虐殺に関する資料が初めて公開(kāi)された。

記事によると、韓國(guó)の弁護(hù)士団體「民主社會(huì)のための弁護(hù)士會(huì)」は同日、最高裁判所の判決に基づき、韓國(guó)國(guó)家情報(bào)院が提供した文書(shū)「マイクロフィルム撮影リスト」を公開(kāi)した。

公開(kāi)された文書(shū)には軍人3人の名前と地域名などが手書(shū)きで書(shū)かれていた。記事は「全部で15文字しかないが、中央政府本部（國(guó)家情報(bào)院の前身）がフォンニィ?フォンニャット村事件に関して、參戦した軍人に調(diào)査を行った記録が存在するとの事実が確認(rèn)されたという點(diǎn)でその意味は大きい」と伝えている。同事件は、1968年2月にフォンニィ?フォンニャット村で、ベトナム戦爭(zhēng)に參戦していた大韓民國(guó)海兵隊(duì)第2海兵師団により約70人の民間人が虐殺された事件。當(dāng)時(shí)、中央政府本部は虐殺が問(wèn)題となったことを受け、翌年11月に第1中隊(duì)所屬の第1～3小隊(duì)長(zhǎng)らを調(diào)査し、報(bào)告書(shū)などを作成したという。

「民主社會(huì)のための弁護(hù)士會(huì)」は1968年にこの調(diào)査資料の公開(kāi)を國(guó)家情報(bào)院に求めたが拒否されたため2017年に訴訟を起こした。そして先月11日に最高裁判所で勝訴判決を得ていた。

同団體に所屬する弁護(hù)士は「事件から50年以上が過(guò)ぎているため、韓國(guó)のベトナムとの外交的國(guó)益が重大な侵害を受けることはない」とし、「國(guó)家情報(bào)院が同事件について、當(dāng)時(shí)の將兵らを調(diào)査した記録の全てを公開(kāi)するべきだ」と主張しているという。

なお今月12日にはソウル中央地裁で、同事件の被害者だと主張するベトナム人が韓國(guó)政府を相手取り起こした損害賠償請(qǐng)求訴訟の2度目の裁判が開(kāi)かれる予定となっている。

これを見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「韓國(guó)政府は同事件を謝罪し、賠償もするべき。日本のように知らんぷりしてはいけない。少なくとも個(gè)人の請(qǐng)求権は認(rèn)めないと」「韓國(guó)には恥ずかしい過(guò)去を認(rèn)めて反省できる國(guó)になってほしい」「ベトナム人の訴えを無(wú)視していたら、日本と同じだ」「そういう時(shí)代だったとはいえ、間違いは間違い。心から謝罪してほしい」など韓國(guó)政府の謝罪や賠償を求める聲が上がっている。

一方で「民間人を裝って韓國(guó)軍を襲撃したベトナム兵士にも補(bǔ)償を求めたい」「戦爭(zhēng)中の銃聲が飛び交う中でベトナム兵士と民間人をどう見(jiàn)分けろと言うのか。なぜ韓國(guó)軍だけを悪者にする？」などの反論も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）