2021年4月12日、韓國経済新聞は「韓國の借金の増加速度が世界で最速となる見通しだ」と伝えた。

國際通貨基金（IMF）の財政モニターによると、韓國の國內(nèi)総生産（GDP）に対する一般政府負債比率は2021～26年に53．2％から69．7％まで16．5ポイント上昇する見通しとされた。IMFが分類した主要35カ國のうち最高水準で、2位はエストニア（15．7％）、3位はチェコ（11．0％）となっている。

35カ國平均（マイナス1．4ポイント）、歐州平均（マイナス6．3ポイント）、主要7カ國（G7）平均（マイナス1．5ポイント）はいずれもマイナスだった。主要國はドイツがマイナス13．2ポイント、カナダがマイナス18．2ポイント、日本がマイナス1．8ポイント。米國と英國はそれぞれ1．7ポイントと5．9ポイントの増加にとどまると予想された。

記事は「各國とも新型コロナウイルス対応で急速に増えた借金を今年以降、減らしていくと予測される中、現(xiàn)金性の義務(wù)支出を増やした韓國は借金をし続けなければならないため」だと分析している。

また、昨年の韓國の総負債（國家、家計、企業(yè)の負債の合計）は5070兆ウォン（約492兆円）で、前年（4594兆ウォン）より10．3％の増加と集計された。11年には2859兆ウォンだったが、9年間で1．8倍に拡大した。昨年末基準の韓國人口は5178萬人で、「國民1人當たり9791萬ウォンの借金を抱えていることになる」と伝えている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「世界一だとは…。本當に経済破綻の危機だ」「借金して家を買えと言ってるんだから、借金が増えて當たり前だよ」「去年はブラジルが1位で韓國は2位だったはず。今年はブラジルに勝ったのか」「文大統(tǒng)領(lǐng)は経済に無能で國を臺なしにした大統(tǒng)領(lǐng)として名を殘すだろう」「その借金、誰が返すのか」「大統(tǒng)領(lǐng)、內(nèi)閣、國會議員、青瓦臺（チョンワデ、大統(tǒng)領(lǐng)府）の個人財産を沒収して借金を返済させるべき」「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は退任したら罪を償うべきだ」など、政府への批判的なコメントが殺到している。（翻訳?編集/麻江）