中國原産なのに學(xué)名には「日本」がつくビワ、専門家「なんとかせねば」―中國メディア

Record China    2021年4月13日(火) 20時(shí)50分

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12日、観察者網(wǎng)は、「日本」がつく學(xué)名を持つビワが実際は中國原産であることを広く知らしめようとする研究者の取り組みについて紹介する記事を掲載した。

2021年4月12日、観察者網(wǎng)は、「日本」がつく學(xué)名を持つビワが実際は中國原産であることを広く知らしめようとする研究者の取り組みについて紹介する記事を掲載した。

記事は、中國南西部が原産とされるバラ科の植物?ビワについて、國際的な學(xué)名が「Eriobotrya japonica」で、學(xué)名に「日本」がついていると紹介した。

その上で、福建省出身のビワ専門家?林順権氏が1988年に日本に公費(fèi)留學(xué)した際にこの事実に気づき、ビワが中國原産であることを証明する研究を開始したと説明。98年には「ビワ:植物學(xué)と園蕓學(xué)」という論文を発表し、「ビワ」という日本語が中國語の「枇杷」に由來するものであること、中國古代文學(xué)にビワを題材にしたものが非常に多いことなどから「日本で栽培されているビワは、中國から入ったものである」ことを示したとしている。

そして、林氏による長年の努力もあり、2006年には日本が「ビワは中國原産である」と認(rèn)めた、と伝えた。

記事によれば、林氏の故郷ではかつてどの世帯もビワの栽培で生計(jì)を立てていたものの、多くの若者が現(xiàn)地を離れるようになり、現(xiàn)地のビワ栽培面積はどんどん縮小されていったという。そこには栽培の難しさ、コストの高さというも問題もあったが、最近ではECプラットフォームを活用したビワの販売が注目を集めており、多くの若者が地元に戻ってきてビワ栽培で多額の収入を得るようになったとのことである。(翻訳?編集/川尻

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