日本政府が福島第一原発の汚染処理水を海洋放出する方針を正式に決定したことに関連して、日本國(guó)內(nèi)で「処理水は飲んでも問(wèn)題ない」との聲が出ていることを受け、中國(guó)外交部の報(bào)道官が「飲んでいただいてからにしよう」と述べた。

14日の中國(guó)外交部定例會(huì)見(jiàn)で、記者から「日本が処理水を海洋放出する方針を決定したことを受け、韓國(guó)は駐韓日本大使を呼んで厳重に抗議した。ロシアも深刻な懸念を表明し、EUのスポークスマンは日本は國(guó)際的な義務(wù)を十分に果たし、排出の絶対的な安全性を確保すべきだと述べた。しかし、日本の一部の當(dāng)局者はこうした（処理された）水は飲んでも大丈夫だと発言した。米國(guó)はまた透明性を保つ日本の努力に感謝した。中國(guó)側(cè)はこれについてどうコメントするか」との質(zhì)問(wèn)が出た。

これに対し、趙立堅(jiān)（ジャオ?リージエン）報(bào)道官は、「日本のメディアによれば、日本の海洋放出は2年後に始まり、30年間続く。100萬(wàn)トン以上の核廃水を放出するとのことだ。量が多く、期間も長(zhǎng)く、影響が及ぶ地域も広く、リスクレベルも高い、未曾有のことだ」とした上で、「3つのことを問(wèn)いたい」とした。

第一に「日本には本當(dāng)に國(guó)內(nèi)外の疑問(wèn)や懸念の聲が聞こえているのか」とし、自民黨議員の中からも慎重な意見(jiàn)が出ていることや、日本の漁業(yè)関係者から反対の聲が上がっていること、中國(guó)、韓國(guó)、ロシア、EUなどのほか、311の環(huán)境団體が抗議していることなどを例示。環(huán)境保護(hù)団體グリーンピースは「日本は技術(shù)的により多くの貯水タンクを建造できるにもかかわらず、太平洋への放出を選択した。日本の決定は生態(tài)環(huán)境を無(wú)視するものだ」と述べている、とした。

第二に「日本のこの決定は本當(dāng)に國(guó)際法に合致しているのか」とし、「日本は國(guó)連海洋法條約の締約國(guó)であり、條約の関連規(guī)定は知っているはず。條約では、各國(guó)は自國(guó)の管轄または支配の範(fàn)囲內(nèi)にある事象または活動(dòng)から生じる公害が、主権的権利が行使される地域の外に拡大しないことを確保するために必要なすべての措置をとらなければならないとされている。海流などの要因により、日本の核廃水の海洋放出は必然的に國(guó)境を越えた影響をもたらす。日本は『海洋法に関する國(guó)連條約』、『原子力事故の早期通報(bào)に関する條約』、『原子力安全に関する條約』等に基づき、環(huán)境アセスメントに関する通知と十分な協(xié)議、危険を最小化するための予防対策、情報(bào)の透明性の確保等の國(guó)際的義務(wù)を負(fù)う必要がある。日本側(cè)はこれらの義務(wù)を負(fù)っているのだろうか」と指摘?！溉毡兢螞Q定は米國(guó)の許可を得たと言う人もいるが、米國(guó)の許可イコール國(guó)際社會(huì)の許可ではない」と主張した。

第三に「日本が排出する核廃水は本當(dāng)に國(guó)際基準(zhǔn)を満たしているのか」とし、「IAEAの専門家グループの評(píng)価報(bào)告書では、福島原発で現(xiàn)在処理されているトリチウムを含む廃水には、他の放射性核種がまだ含まれていることを明確に指摘している。東京電力によると、廃水には62種類の放射性核種が含まれている。2018年8月、環(huán)境保護(hù)活動(dòng)家が東京電力が発表したデータを分析したところ、処理後の核廃水に含まれるのはトリチウムだけなどではまったくないことがわかった。このうち2017年度の核廃水の中にはヨウ素129が60回も基準(zhǔn)値を大きく超えており、核廃水中にはストロンチウム90が基準(zhǔn)値を大きく超えているという問(wèn)題もあった」と指摘?！弗圣坤扦衔骱０钉违旦`モンからセシウム139を検出しており、米國(guó)ハワイ沖では放射性物質(zhì)の含有量が以前の2倍に達(dá)している。関連の兆候はいずれも日本の福島の核汚染が北米地域に拡散した可能性を示している」と主張した。

趙報(bào)道官は、「海は日本のごみ箱ではない。太平洋は日本の下水道でもない。日本の核廃水の処理の責(zé)任を世界中に押し付けるべきではない」とし、「あなた（記者）が言及した、日本の個(gè)別の高官がこうした水を『飲んでも問(wèn)題ない』と発言したということについてだが、彼に飲んでいただいてからにしよう」と述べた。

これに先立ち、麻生太郎財(cái)務(wù)相兼副首相が「中國(guó)やら韓國(guó)やらが放出しているもの以下」「あの水を飲んでもなんちゅうことはないそうですから」などと発言していた。（翻訳?編集/北田）