マスクを著用して話すよう指摘した小學(xué)生を毆打し脳振とうを起こさせた男に、韓國の裁判所が執(zhí)行猶予付きの懲役刑を科した。4月14日、聯(lián)合ニュースが報じた。

記事によると、男（39）は2020年10月17日の夜、自分の子どもを毆ったという小學(xué)生の男児に會うため、ソウル市中區(qū)のマンションを訪問。遊び場にいた男児を問い詰めたところ、「ちゃんとマスクをして話してください」と指摘を受けたという。

これに腹を立てた男は、男児をつかみ倒した後で激しく毆打。また、そばにいた別の小學(xué)生の男児に対しても手で頭や體をつかみ、床に倒すなどした。毆打された男児は脳振とうを起こし、倒された男児は全治6週間の重傷を負(fù)った。

傷害罪と児童福祉法違反の疑いで起訴された男に対し、大田地法裁判所は懲役6カ月?執(zhí)行猶予2年の刑を言い渡した。40時間にわたる児童虐待治療プログラムの受講も命じた。

本件を擔(dān)當(dāng)したキム?ソンジュン判事は、「成人である被告人がまだ幼い小學(xué)生の被害者を毆打した點で罪は重い」としつつも、「すでに被害者の法定代理人らと示談が済んでおり、彼らが被告人の処罰を望んでいないことを考慮し量刑を定めた」と説明しているという。

この記事に対し韓國のネット上では、「文字だけを読むと加害者の男性が悪いけど、自分の子どもを毆った小學(xué)生が反省もせず言い返してきたのなら、男性側(cè)だけが責(zé)められるべきなのかな？」「自分の過ちを反省するどころか大人に指摘してくるような子どもが、將來どんな人間になるのか気になる」「幼い子どもを毆るのは本當(dāng)にいけないことだけど、毆られた男児が気の毒だとは思えない。とんでもなく生意気だな」「自分の子どもが毆られたのなら『目には目を、歯には歯を』だ。子どもであっても暴力は許されない」「老若男女問わず、人を毆るのはいけないこと。この男性も処罰を受けるべきだし、その子どもを毆った小學(xué)生も罰せられるべきだけど、まだ幼いからそれは不可能かな」など、加害者側(cè)の男性を擁護(hù)するコメントが多く見られた。（翻訳?編集/丸山）