北朝鮮が3000トン級の新型潛水艦の建造を終え、進(jìn)水の時(shí)期を検討している段階にあると米韓の情報(bào)當(dāng)局が分析しているもよう、と聯(lián)合ニュースが報(bào)じた。潛水艦発射弾道ミサイル（SLBM）3発を搭載可能とみている。韓國國防部は「さまざまな可能性を念頭に置いて対応態(tài)勢を整えている」と警戒している。

新型潛水艦をめぐっては2019年7月に北朝鮮メディアが建造現(xiàn)場を金正恩國務(wù)委員長（朝鮮労働黨総書記）が視察したと報(bào)道したことで、その存在が明らかになった。米韓の軍や情報(bào)當(dāng)局が情報(bào)を探っていたが、詳細(xì)を把握できずにいた。

聯(lián)合ニュースは複數(shù)の韓國政府消息筋の話として「韓米は北が潛水艦を建造する東部?新浦の造船所の動向をはじめ、多様な情報(bào)を総合し、建造作業(yè)が完了したと判斷した」と伝えた。舊ソ連の通常動力型1800トン級の潛水艦を改造したものとされ、全幅7メートル、全長80メートル程度?！副睒O星3」などのSLBM3発を搭載可能で、今後は発射実験の可能性もあると指摘した。

北極星3は固體燃料を使う3段式のミサイル。米韓の情報(bào)當(dāng)局は射程約2000キロと推定している。北朝鮮は19年9月に発射の様子を公開した。米韓の情報(bào)當(dāng)局は北朝鮮が戦略的に最も効果的な時(shí)期に新型潛水艦を進(jìn)水させようと時(shí)期を検討していると分析している。

さらに聯(lián)合ニュースによると、北朝鮮はこのほかにも4000～5000トン級と推定される中大型の新型潛水艦1隻も建造中であることが分かった。この潛水艦にはより射程の長いSLBMの「北極星4」や「北極星5」が搭載される見通しだ。

新型潛水艦に関連して東亜日報(bào)は米空軍の高高度無人偵察機(jī)グローバルホークが11日、朝鮮半島に飛來し、長時(shí)間、対北朝鮮監(jiān)視を行ったことが確認(rèn)された言及。グローバルホークはソウル首都圏上空に飛んで來て、軍事境界線に沿って、白翎島と束草近郊の海上を飛行した後、夜に基地に戻った。ある消息筋は「北朝鮮の新型SLBMＭ発射や建造がほぼ終わった新型潛水艦の情報(bào)を収集したと推定される」と話した。

一方、米國の北朝鮮分析サイト「38ノース」は10日、衛(wèi)星寫真を基に新浦の造船所にあるSLBM実験用のバージ船からミサイル発射管が除去された可能性が高いと明らかにした。発射管の整備のほか、大型のSLBMの取り付けが可能な発射管への交換の可能性も取り沙汰されている。

日本政府も北朝鮮の新型潛水艦に関心を寄せている。加藤勝信官房長官は12日の記者會見で「政府としてのコメントは控える」としつつも、「米韓とも緊密に連攜しながら情報(bào)収集、分析、警戒監(jiān)視に努めているが、引き続き全力で取り組みたい」と強(qiáng)調(diào)した。（編集/日向）