中國住宅?都市農(nóng)村建設(shè)部の標準定額司の倪江波（ニー?ジアンボー）一級巡視員はこのほど、「2022年になれば、都市部で新たに建設(shè)される建築物のうち、（環(huán)境性能に配慮した）グリーン建築（グリーンビルディング）の面積が70％を占めるようになる。19年には、全國のグリーン建築の累計建築面積は50億平方メートルを超え、同年の都市部の新規(guī)建設(shè)建築物に占める割合は65％に達した」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。

グリーン建築とは、建築物の全ライフサイクルにおいて、資源の節(jié)約、環(huán)境保護、汚染削減に最大限配慮し、人々に健康的、実用的、高効率の利用空間を提供するために、人と自然との調(diào)和共生を最大限に実現(xiàn)した高品質(zhì)の建築物を指す。先進國に比べ、中國のグリーン建築発展のスタートは遅かったが、発展ペースは速い。

清華大學(xué)建築學(xué)院持続可能な居住區(qū)研究センターの孔鵬（コン?ポン）センター長は、「建築分野におけるCO2排出量ピークアウト、カーボンニュートラルの目標を?qū)g現(xiàn)しようとするなら、まず人の居住環(huán)境のストックと増加分を共に重視し続けることが必要だ?，F(xiàn)在、中國の居住環(huán)境のストックは増加分を大きく上回り、ストック市場をいかに活性化するかが引き続き大きな挑戦になるとみられ、これから関連の取り組みがさらに推進されていくと期待する」と述べた。

倪氏は、「中央政府のレベルでは、住宅?都市農(nóng)村建設(shè)部が昨年、國家発展改革委員會など複數(shù)當局と共に『グリーン建築創(chuàng)建行動プラン』を通達し、新規(guī)建設(shè)の建築物におけるグリーン設(shè)計を全面的に実施し、建築物のエネルギー効率と水利用効率のレベルを引き上げ、住宅の健康性能を引き上げ、組み立て式の建造方式を普及させ、グリーン建築材料の応用を推進し、技術(shù)研究開発の普及を強化するとした」と指摘した。

國務(wù)院は今年2月、「グリーン低炭素循環(huán)型発展の経済システムの構(gòu)築?整備の加速に関する指導(dǎo)意見」を通達した。その中の「都市部?農(nóng)村部の人の居住環(huán)境の改善」の部分で、「意見」は「グリーン団地創(chuàng)建行動を展開し、グリーン建築の発展に大いに力を入れる」と明確に指摘した。

倪氏は、「地方政府のレベルでは、26?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）がこれまでに地方レベルのグリーン建築物創(chuàng)建実施プランを発表し、地方の創(chuàng)建活動の実施狀況と獲得した成果について、年度ごとの総括?評価を展開し、先進的な経験と典型的な手法を速やかに普及させている」と指摘した。

これまでに、江蘇省、浙江省、寧夏回族自治區(qū)、河北省、遼寧省、內(nèi)モンゴル自治區(qū)、広東省などの地域で地方レベルのグリーン建築條例が発表され、山東省、江西省、青海省、天津市などではグリーン建築の政府規(guī)則が発表された。

では、一般の建築物に比べて、グリーン建築にはどのような特徴があるだろうか。同部の関係責任者は次の4點を挙げて説明した。第1に、グリーン建築は省エネ水準がより高い。ビルディング?エンベロープの伝熱工學(xué)性能を最適化し、暖房?換気?空調(diào)、照明、電気設(shè)備のエネルギー効率のレベルを引き上げ、太陽光エネルギーや地熱エネルギーなどの再生可能エネルギーを十分に利用することで、化石エネルギーの消費量を効果的に減少させ、建築によるCO2排出量を削減することができる。

第2に、資源の消費量がより少ない。強度と耐久性が高い材料を採用し、グリーン建築材料の応用を推進し、造作付き?組み立て式建築などのグリーン建造方式を普及させることにより、建築材料や資源の消費水準を効果的に引き下げ、材料の生産?輸送によるエネルギー消費を減らすこともできる。

第3に、生態(tài)環(huán)境がよりよいものになる。土地資源を効率よく集約的に利用し、建築地點の生態(tài)環(huán)境を保護し、緑化面積を増やすことにより、エコロジカルで住みやすい労働?生活環(huán)境を創(chuàng)出し、生態(tài)環(huán)境の炭素吸収能力を高め、固體炭素化と酸素放出を十分なものにすることができる。

第4に、節(jié)水効果がより明らかだ。給排水システムの節(jié)水効率を高め、省エネタイプの器具を採用し、これまで使用しなかった水源を利用することで、建築物の水資源消費を効果的に節(jié)約することができる。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）