2014年4月29日、CNNによると、中國で博物館の建設(shè)ラッシュが“建築の奇跡”をもたらしている。30日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

中國では近年、美術(shù)館や博物館が次々に建設(shè)されている。2010年に中國は「5カ年計(jì)畫」で國內(nèi)の博物館數(shù)を3500館に増やす計(jì)畫を盛り込んだが、2013年末の時(shí)點(diǎn)ですでに當(dāng)初の計(jì)畫を超える4000館が建設(shè)された。

中國政府の「國際水準(zhǔn)に引き上げたい」という計(jì)畫を背景に急増する美術(shù)館や博物館だが、その多くは政府によるものではなく、民間や個(gè)人による商業(yè)目的のものが多い。また、新たに建設(shè)される美術(shù)館や博物館のすべてが発達(dá)した沿海部というわけではなく、質(zhì)の高い博物館の多くは都市から離れた場(chǎng)所に建設(shè)されることが多い。

専門家は「たとえばへき地で遺跡が見つかると、中國人はその上に博物館を建てる。ゴーストタウン化が問題となった內(nèi)モンゴル自治區(qū)のオルドス市だが、新市街區(qū)の開発中に博物館が2館も建設(shè)されている」と話す。一方で、「中國には経験のある研究員も館長もなく、人材不足から“ソフトは後、まずはハードを”と考えている」とも指摘している。（翻訳?編集/岡田）