中國紙?環(huán)球時報は19日、韓國?江原道での「チャイナタウン」プロジェクトに反対の聲が上がる中、「嫌中放置は韓國のためになるのか」との疑問を現(xiàn)地メディアが呈したと報じた。

記事によると、問題のプロジェクトは江原道が2019年に「民間企業(yè)と提攜して進める」と発表した中國総合文化タウン造成事業(yè)で、これには中國伝統(tǒng)文化街、韓流映畫?テレビのテーマパーク、KPOP博物館、中國文化體験館などの建設(shè)が含まれる。訪れる観光客に中韓両國の文化を同時に體験してもらうことを目指すが、先月には「チャイナタウンの造成を撤回してください」という請願が韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の國民請願掲示板に掲載された。

請願者は「なぜ韓國に小さな中國を作らなければならないのか。自分たちの土地で中國文化を體験する理由を私たちは理解しておらず、斷固反対する。中國に韓國の地を與えないでほしい。私たちは江原道の中國化に反対だ。大型のチャイナタウンが韓國に出現(xiàn)するのを見たくない」と記し、さらに「中國がキムチ、韓服、參鶏湯（サムゲタン）といった韓國の伝統(tǒng)文化を『略奪』するなどますます厳しくなる情勢を前に、韓國國民の自分たちの文化を失うことへの恐れは増している。もし江原道政府が本當(dāng)に韓國のためを思うなら國民の聲に耳を傾けてほしい」とも表明。すでに約60萬人がこの意見に同意しているといい、記事は「江原道は『この事業(yè)は人々が想像するようなチャイナタウンの概念とは異なる』と強調(diào)したが、世論の沈靜化には至っていない」とし、今月16日に「江原道知事の弾劾を求める」との內(nèi)容が國民請願掲示板に現(xiàn)れたことに觸れた上で、地元紙の江原道民日報が非常に考えさせられる文章を先ごろ掲載したと指摘した。

記事が紹介したのは「米中両大國の駆け引きは韓國を窮地に追い込んだと言って差し支えない。こうした背景の下、嫌中感情の韓國社會でのまん延、拡散を放置することが本當(dāng)に韓國のためになるのか深く考えるべきだ」という文章で、記事はさらに「韓國社會の外來文化への反発は中國文化だけにとどまらない」と言及。韓國?中央日報の報道として、今月14日にモスク建設(shè)撤回を求める大邱市民數(shù)十人による集會が市庁舎前で開かれたと伝えた。（翻訳?編集/野谷）