中國紙?経済日報は19日、「世界の自動車産業(yè)は今まさに半導(dǎo)體不足に悩まされており、世界経済の回復(fù)見通しも暗い影に覆われている」とし、供給チェーンへの懸念から半導(dǎo)體をめぐる世界の競爭はさらに激化するだろうと報じた。

▼「強(qiáng)大な半導(dǎo)體」を目指す歐州

記事は市場分析機(jī)関や自動車大手各社が「現(xiàn)在の半導(dǎo)體供給の緊張局面が今年上半期に緩和される可能性はほとんどない」とみていることを説明し、半導(dǎo)體不足によって歐州の同産業(yè)における弱點(diǎn)が明るみに出たと指摘。歐州が誇りとする基幹産業(yè)の自動車産業(yè)が脅かされて人々は世界の半導(dǎo)體産業(yè)における歐州の地位と役割を真剣に振り返り始め、獨(dú)立?強(qiáng)大な半導(dǎo)體産業(yè)をいかに構(gòu)築するか計畫するようになったと伝えた。

そして、半導(dǎo)體分野の「獨(dú)立自主」を?qū)g現(xiàn)させて米國、アジアの大手への依存度を下げる具體的な動きが歐州にあることに言及し、こうした國々は「歐州は世界トップクラスの製品を設(shè)計、生産する能力を備えるべきで、歐州連合（EU）間の協(xié)力を強(qiáng)化せねばならない。設(shè)備、原材料、設(shè)計、製造、パッケージなどを含む全産業(yè)チェーンへの投資を拡大すべきだ」との認(rèn)識を持っていると紹介。EUが將來的に20％前後の世界シェアを目指すとしていることやインフィニオン?テクノロジーズの生産能力拡大、自動車部品大手ボッシュの半導(dǎo)體工場新設(shè)などに觸れた上で、「歐州が世界の半導(dǎo)體産業(yè)で一角を占めるには特技を生かさなければならない。パワー半導(dǎo)體やセンサーなどで歐州企業(yè)は世界トップレベルにあり、この優(yōu)位を維持する必要がある。一方、6G通信ネットワーク、人工知能などの先端分野ではペースを加速し、先手を打つべきだ」との分析があることを伝えた。

▼問題解決の「処方箋」を模索する韓國自動車メーカー

記事は次に韓國について、「自動車用半導(dǎo)體の世界的な供給不足という狀況の中、生産停止や生産縮小は韓國自動車メーカーが直面せざるを得ない難題になった」と指摘した。また、これが韓國の就業(yè)率や従業(yè)員の収入に打撃となるだけでなく、韓國経済の成長見通しにも一定の影響を與える可能性があると説明。「この難題はなかなか解けず、政府レベルにまで浮上した」として政府や自動車産業(yè)団體、関連企業(yè)が半導(dǎo)體不足の解決に向けた意思疎通を続けているとし、「政府が先頭に立って『未來車―半導(dǎo)體連帯協(xié)力協(xié)議體』という名の応急処置メカニズムを立ち上げ、産業(yè)通商部や関連企業(yè)、研究機(jī)関が継続的に交流し、既存の問題や支援措置を共同で検討できるようにした」と紹介した。

記事によると、數(shù)回の協(xié)議を経て短期的には輸入を拡大し、長期的には國産化を推進(jìn)するとの対策が大まかに確定したとという。

記事はさらに、韓國の自動車メーカーに半導(dǎo)體を供給しているのは主に海外企業(yè)だとし、「韓國はまず海外の供給側(cè)との協(xié)議を強(qiáng)化して切迫した事態(tài)の打開を図ることを決めた。これと同時に、韓國の稅関と防疫當(dāng)局はできるだけ便宜を図る構(gòu)えだ」と述べて半導(dǎo)體のスピーディーな通関や半導(dǎo)體問題のために出國した人が入國した際の隔離免除に言及。そして「韓國は半導(dǎo)體強(qiáng)國だが今回の件は自動車企業(yè)の輸入依存、國內(nèi)の自動車用半導(dǎo)體の生産量の少なさという問題をあらわにした」と論じ、その國産化率を引き上げて供給チェーンのリスクを下げることが韓國の自動車および半導(dǎo)體産業(yè)の大きな課題になっていると指摘した。

▼輝きを取り戻そうとする日本

記事は最後に日本について「日本の自動車産業(yè)における半導(dǎo)體供給の緊張局面には多くの原因がある」と言及、半導(dǎo)體のアップグレードが世界的な供給不足を引き起こし、一部の企業(yè)や國が次々と調(diào)達(dá)して中には「買占め」まで起きたと指摘。また二つ目の原因として國內(nèi)の生産能力が地震や火災(zāi)による影響を受けたことを説明し、複數(shù)のメディアが「日本の緊張局面は長時間続くことが予測され、日本政府や産業(yè)界の対応強(qiáng)化が急がれる」と報じていると伝えた。

そして、「現(xiàn)在の半導(dǎo)體不足は短期的な現(xiàn)象だが、長期的に見るとかつて世界を制した半導(dǎo)體大國?日本は以前の輝きを失っており、どのように沈下を防いで産業(yè)の再出航を促進(jìn)するかは日本経済の長期的な発展に関わっている」とし、「最近の半導(dǎo)體不足に日本政府は関連政策を策定し、産業(yè)界と連攜してかつての輝きを取り戻そうとしている」と紹介?！缸蚰瓴叨à丹欷俊亥哎戛`ン成長戦略』の中で半導(dǎo)體産業(yè)は重點(diǎn)発展分野の一つとなった」「先日、経済産業(yè)省は専門家やルネサスエレクトロニクス、NTTなど主要企業(yè)の責(zé)任者らとの半導(dǎo)體戦略會合を開き、半導(dǎo)體の供給チェーンの強(qiáng)化や先端技術(shù)の研究開発などをめぐって討論を行った」などとした他、産業(yè)技術(shù)総合研究所、キヤノン、東京エレクトロン、SCREENセミコンダクターソリューションズが半導(dǎo)體開発で協(xié)力することを伝えた。

記事はまた、日本企業(yè)の研究開発の強(qiáng)化を支援すると同時に日本は世界トップクラスの企業(yè)の誘致にも力を入れているとし、臺灣のTSMCが2月、茨城県つくば市に研究開発拠點(diǎn)を設(shè)けると発表したことに言及?！袱长韦趣长?、日本メディアは新技術(shù)の開発支援によりいっそう力を入れるよう政府に呼び掛けている」とも紹介した。（翻訳?編集/野谷）