臺灣選手のいきなりのベルト検査は中國の圧力?「臺灣ネット民も笑う」と中國メディア

Record China    2021年4月20日(火) 11時20分

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19日、中國メディアの観察者網は、「ウエイトリフティングのアジア選手権で、臺灣選手をめぐる審判員の指摘が臺灣島內で物議を醸した」と報じた。

2021年4月19日、中國メディアの観察者網は、「ウエイトリフティングのアジア選手権で、臺灣選手をめぐる審判員の指摘が臺灣島內で物議を醸した」と報じた。

記事によると、ウズベキスタンの首都タシケントで17日に行われたアジアウエイトリフティング選手権女子49キロ級で、臺灣の方菀霊(ファン?ワンリン)選手が試技をしようとしたところ、突然審判から「腰のベルト幅が規(guī)定違反の可能性がある」としてストップがかかった。

1分ほどのチェックで問題がないことが確認されたため試技を続行したものの失敗に終わり、同選手は最終的に6位に終わった。試合後、コーチが臺灣メディアに対して「この10年余り、同じベルトを使っていて問題視されたことはなかった。それに、なぜ大會の技術管理者はメジャーを用意しておかないのか。なぜ(試合前に)検査を行わないのか」と不満をぶちまけたという。

観察者網の記事は、臺灣の民進黨系メディアがこの件について「大陸選手の侯志慧(ホウ?ジーフイ)が金メダルを取った」ことを強調し、大會スポンサーに多くの中國本土企業(yè)が參加していること、審判団に中國本土の審判が含まれていたことなども併せて「意図的に臺灣選手にクレームを付けた」との見方を強調して伝えた、と紹介している。

さらに、両選手の間に大きな実力差があるにもかかわらず、「一部の臺灣ネットユーザーが臺灣メディアのあおりに乗って『大陸からの圧力だ』『大陸はさまざまな大會で不正な手段を使っている』といったコメントを殘している」と指摘。一方で「大陸が試合を操作しているという悪意ある批判は、完全に事実を無視したものだ」「民進黨系メディアの報道は、臺灣選手をほめ殺しにしている」など、民進黨系メディアの報道を批判する聲も出ていると伝えた。(翻訳?編集/川尻

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