2021年4月19日、中國(guó)中央テレビ（CCTV）は、100年余り前に沈沒(méi)したタイタニック號(hào)に乗船し、生還した中國(guó)人に待っていた悲しい「その後」を紹介するドキュメンタリー映像を公開(kāi)した。

CCTVの微博アカウント「央視新聞」は19日、この映像を紹介する書(shū)き込みを行った。紹介文は、100年余り前に氷山に衝突して沈沒(méi)したタイタニック號(hào)には中國(guó)人乗客が8人乗船しており、そのうち6人が助かったことを「あまり知られていない」とした上で、その背景として映畫(huà)「タイタニック」では中國(guó)人乗客が「抹消」されていたこと、そして実際にこの6人が事故後に米國(guó)から追い出されたことがあると説明。ドキュメンタリー映像では、この6人が事故後に受けた仕打ちが明らかにされていると伝えた。

このタイミングでのCCTVによるドキュメンタリー映像の公開(kāi)は、米中関係の対立が激化する中での米國(guó)や西洋への非難キャンペーンの一環(huán)という意図が容易にくみ取れる。中國(guó)のネットユーザーも「米中間に真の友好など永遠(yuǎn)に訪れない」「わが國(guó)が強(qiáng)くなったから、米國(guó)があらゆる手段を駆使してわれわれに圧力を掛けているのだ」「彼らは本當(dāng)に悪い奴らだと思う」「當(dāng)時(shí)の西洋の中國(guó)への差別ぶりが分かる。そして今も、彼らはダブルスタンダードを持っている」「怒りを覚えない方が難しい」など、歐米社會(huì)や歐米人を痛烈に批判するコメントを並べている。（翻訳?編集/川尻）