2014年5月2日、中國(guó)ポータルサイト?捜狐が掲載した中國(guó)教育家の信力建（シン?リージエン）氏の訪日談がネットで注目を集めている。信氏は先般日本に訪れ、東京大學(xué)の視察や中國(guó)文學(xué)研究者と面談を行った。

【その他の寫真】

中國(guó)文學(xué)研究者と面談した信氏は、日本の研究者が魯迅をどのように見ているのかについて聞いている。同研究者によると、魯迅は夏目漱石や森鴎外、芥川龍之介といった日本の文豪の影響を受けた一方で、日本には太宰治や村上春樹など魯迅の影響を受けた作家もいる。さらに、日本の教科書には魯迅の作品が掲載されており、日本の學(xué)生が身近に感じる存在でもあるという。

訪日體験を経て信氏は、「日本人にとって學(xué)術(shù)の研究は彼らの生活と同じように、非常に精緻（せいち）で、手を抜くことを知らない。日本人は中國(guó)の五臓六腑を丸ハダカにするがごとく理解を深めているのに対し、中國(guó)人の日本像は依然ぼやけている」と日本を理解していない中國(guó)が非常に殘念であると語った。信氏の訪日談に関して、中國(guó)のネットには數(shù)多くのコメントが寄せられている。

「日本人の秩序は現(xiàn)代文明を代表しているが、右翼的な考えや老齢化の一面も持っている」

「中國(guó)にそんなことを研究する者はいない。なぜならお金にならないからだ。拝金主義の中國(guó)人にとって魯迅は研究の価値がないのだろう。こんな狀態(tài)で中國(guó)に希望などあるはずもない」

「東京大學(xué)は確かにすごい。一方、中國(guó)の北京大學(xué)は関係者の立ち入りを禁止するなど、日本の開かれた教育とは正反対だ」

「日本によく學(xué)ぶべきだな。日本は自國(guó)の文化を守り、伝承している」

「中國(guó)と日本の差は大きい。中國(guó)は日本のかなり後方を歩いている」

「日本は文學(xué)を通し中國(guó)を理解している。われわれ中國(guó)人は成人ビデオを通して日本を理解している」（翻訳?編集/內(nèi)山）

●信力建（シン?リージエン）

中國(guó)の教育家。信孚教育集団理事長(zhǎng)。広東省広州市生まれ。中山大學(xué)中國(guó)文學(xué)部卒。工場(chǎng)、銀行、政府機(jī)関などで働いた後、英國(guó)へ留學(xué)。軍人、農(nóng)民、労働者など30以上の職に就いた経歴を持つ。幼稚園や小中學(xué)校など20校以上を建設(shè)、學(xué)生數(shù)は1萬人を超える。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。