韓國(guó)で飛行機(jī)を會(huì)場(chǎng)にした異色のコンサートが開(kāi)催され、注目を集めている。4月21日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

韓國(guó)の済州航空は18日、トロット（韓國(guó)の演歌）歌手キム?スチャンのファンミーティングを飛行中の機(jī)內(nèi)で開(kāi)催。60人ほどのファンが午前10時(shí)に仁川空港から搭乗し、2時(shí)間半ほどかけて光州?麗水?釜山の上空を飛行した。その間、キム?スチャンは歌やダンスを披露し、ファンクラブの會(huì)員たちは自由に寫(xiě)真や動(dòng)畫(huà)の撮影を楽しんだという。

記事によると、今回のコンサートは新型コロナウイルスの影響により経営難に苦しむ格安航空會(huì)社（LCC）と、大規(guī)模なファンミーティングを開(kāi)催できず苦境に立たされるイベント企畫(huà)會(huì)社が手を結(jié)び、実現(xiàn)した企畫(huà)とのこと。小規(guī)模で個(gè)性的なコンサートを開(kāi)催したいと考えていた、イベント企畫(huà)會(huì)社の方から提案したという。

航空機(jī)のチャーター費(fèi)用は2000萬(wàn)ウォン（約193萬(wàn)円）前後であり、航空會(huì)社側(cè)はマスクの著用などの感染予防対策を徹底し、機(jī)內(nèi)食や飲み物は提供しなかった。済州航空の関係者は、「機(jī)內(nèi)という異色な空間で好きな歌手に會(huì)うことができるし、ファンも『飛行コン（飛行機(jī)＋コンサート）』と呼んで楽しんでいた」と話(huà)しているという。

しかしこの記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは、「5人以上の集まりは禁止されているのに、あんなに密集した狀態(tài)でコンサートを開(kāi)いてもいいの？」「飛行機(jī)のような閉鎖空間で、歌ったり歓聲を上げたりして問(wèn)題ないのか？。防疫対策は矛盾してるな」「毎日數(shù)百名の感染者が出て、飲食店やカフェ?教會(huì)なども閉鎖されて騒がれているのに、これは一體何事だ？」「こんなに狹い空間で開(kāi)くより、野外の方がよほど安全だと思うけど…」など、批判的な聲が多く寄せられている。

一方では「今は飛行機(jī)內(nèi)でも他の交通機(jī)関でも、間隔を開(kāi)けて座ってはいない。このイベントは予防対策にのっとって行われているし、コロナのせいで航空會(huì)社が抱えている莫大（ばくだい）な損失も考慮すべき」「120人乗りの飛行機(jī)で60人なら十分に距離は確保できていると思う。歌手のキム?スチャンさんに罪はないので、責(zé)めないであげて」「飛行機(jī)を降りるまで歌手も乗客も一度もマスクを外していません。どの業(yè)界も生き延びないといけないわけだし、早くワクチンの接種が進(jìn)んで自由な生活を取り戻したいですね」など、運(yùn)営側(cè)を擁護(hù)するコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/丸山）