キムチから朝鮮駆魔師まで、韓國人の間で増え続ける中國への敵対感情―米メディア

Record China    2021年4月22日(木) 7時20分

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米ボイス?オブ?アメリカの中國語版サイトは21日、「キムチから駆魔師まで、韓國人の間で増え続ける中國への敵対感情」とする記事を掲載した。

米ボイス?オブ?アメリカの中國語版サイトは21日、「キムチから駆魔師まで、韓國人の間で増え続ける中國への敵対感情」とする記事を掲載した。

記事はまず、韓國で先月、SBSのドラマ「朝鮮駆魔師」の初回の放送に中國風(fēng)の小道具や中國の伝統(tǒng)菓子、酒などが使用されたことに視聴者から「歴史のわい曲だ」などと批判の聲が相次ぎ、広告主とスポンサーも離れたため、わずか2話を放送しただけで打ち切りとなったことを取り上げた。

また、「韓國と中國との間の緊張関係がより感情的になったのは、文化をめぐる爭いにキムチが加わってからだ」とし、國際標(biāo)準(zhǔn)化機(jī)構(gòu)(ISO)が中國で作られる漬物「泡菜」の作り方や運(yùn)搬、保存に関して新たな規(guī)則を示すと、一部の中國メディアが同規(guī)則は韓國のキムチに影響を及ぼすと正反対の報道をしたことが発端となり、韓國と中國との間でキムチの起源をめぐる論爭が起きたことを取り上げた。

記事は、韓國と中國の関係が悪化する転機(jī)となったのは、2017年の米軍による高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の韓國配備だと指摘。中國はTHAADに付隨するレーダーが自國內(nèi)の監(jiān)視に利用されることを警戒して反発し、韓國への団體旅行の禁止やK-POPアーティストの中國公演の中止など、一連の経済報復(fù)に出たとした。

また、米調(diào)査會社ピュー?リサーチ?センターの調(diào)査によると、中國を否定的に見る韓國人の割合は2015年の37%から2020年の75%へと倍以上上昇したことも取り上げた。

記事は、両國の外交関係については、中國の習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席が訪韓することになれば、その直前に改善がみられるかもしれないとした一方で、「中國のコンテンツが韓國のテレビ畫面を支配するのを韓國の視聴者が受け入れられるようになるまでにはまだ時間がかかるかもしれないことを最近の論爭が示している」と論じている。(翻訳?編集/柳川)

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