2021年4月21日、観察者網(wǎng)は、福島第一原発の汚染処理水を巡る麻生太郎財務(wù)相の発言についての、臺灣當局責(zé)任者の見解を報じた。

記事は、臺灣原子力委員會の責(zé)任者である謝暁星（シエ?シアオシン）氏が21日午前に報道陣に囲まれ、麻生財務(wù)相が処理水について「飲んでもなんてことない」と発言したことに関する質(zhì)問を受けたと伝えた。

そして、質(zhì)問に対して謝氏が「それは日本側(cè)の説明。われわれにはわれわれの見解がある。（処理水）はもちろん飲むのに適していない」と回答したことを紹介した。

また、記者が「『われわれの見解』とは一體何なのか」「評価報告があいまいではないか」とさらに尋ねると、謝氏は「放射性廃水と聞いて、あなたはその水を飲むのか。汚水同然のものを、あなたは飲むのか」と逆質(zhì)問するとともに、日本政府による海洋排出の決定を遺憾であるとし、反対の立場であることを強調(diào)したと伝えている。

さらに、記者會見で反対の立場を示したり、臺灣の漁業(yè)関係者に警報を発しない理由について尋ねられると「必要があれば記者會見を開く。正式な排出までにはまだ2年ある。狀況は変わるかもしれない」と回答したと伝えた。

このほか、謝長廷（シエ?チャンティン）駐日代表が先日「臺灣の原発も放射性処理水を排出している」と日本に同調(diào)する発言をし、國民黨の立法議員から疑問の聲が出たことについて、謝暁星氏が「謝長廷氏は原子力の専門家ではなく、一般人レベルの認識としてそのような話をしたのだろう」と述べたことを報じた。（翻訳?編集/川尻）